忘れないうちにキタタンのレース編を記載します!
↓私が思い出すためにも、コース図を再掲!
■スタート~第一関門(神の川ヒュッテ:18.59km):2:39’04
スタート位置は後方だったので、号砲の時には進まず、よくあるマラソン大会のようにゆっくりと進みます。ロスタイムは29秒。
最初は結構急なロードの坂道があり、ここで飛ばすと後のロードに支障があるのは前回経験済み。よって、息が上がらないようにゆっくり進む。
最初の1kmは5’40/kmと良い感じ。前を見ると、トップランナーはかなり先にいて、多くのランナーが続いている。その数、数百人という人数に感じました!
結構遅れたと感じたが、先は長いのでと開き直り、疲れないペースで走っていく。
約2kmで平丸の登山口へ。ここは渋滞するが、焦らず登っていく。けどかなりペースが遅い…少しイライラ。
すぐに平丸分岐右折があり下りに突入!シングルトラックなので抜けませんが、最後に道が開けたところで一気に数名を抜く。
その後は7km近いロードへ。登り下りはあるがペースが上がらず、キロ5分くらいにしかならない…
この区間で抜こうと試みたが、あまり順位は変わらず。
立石建設(11.19km地点)から登山口に入り、鐘撞山への登り。ここで1時間17分くらい。
この日は登りが調子よい。もともと登りは好きな方ですが、この日は疲れが少なく、前のランナーをプッシュして譲ってもらって先を進んでいく。10名超は抜いたはず。
鐘撞山(標高900m)に到着し、更に県境尾根分岐(標高1280m)へ。距離にして15.09km地点、まだまだ疲れない。定期的にジェルやゼリーを補給したのが良いみたいです。
ここからいよいよ本格的な下り。前回の道志村トレイルレースの時には下りで滑って全然ダメでしたが、今日はまずまず。
ブシドーとの相性が良く、滑ることもなく快調に降りていく。多少は抜かれますが抜くこともあり順位変動はあまりなし。
ただ、下りの後半は結構疲れて体力を消耗しました…
第一関門(神の川ヒュッテ)には2時間39分で到着。暑かったので水分補給し、フラスクも満タンにして、バナナと塩を頂きます。
靴に石が入っていたのでベンチに座って処理します。結構長く滞在している人がおり、真夏のレースの厳しさを感じます。
■第一関門(18.59km)~第二関門(神の川園地:29.42km):4:04’27
私は約3分で第一関門を出発し、その後の急な林道を歩いて登っていきます。
関門の少し先に、キタタン優勝者で本日ゲストランナーの宮原徹選手がいて、ハイタッチをしてもらいパワーをもらいます。
ここから約420mの登り。意外にキツイ…走れませんが、早歩きで前を捉えて順位を上げます。
急な木の階段や橋などもあり、なかなかタフな区間です。アドベンチャーレースという感じ。
それが終わり、犬越路トンネル(22.22km)から林道の下りが7km、第二関門までずっと続きます。
ロードというより石がゴロゴロした林道。疲れた脚にはダメージが大きいです。
ペースは5分/kmくらいで進み、何人かを抜かしましたが、段々石が多くなって疲れてキロ5分30秒近くまでペースダウン…
抜いた人にまた抜かれてキツイ区間でした…
また、この区間は日なたが多く、かなり暑かったので体力を奪われました。
何とか第二関門前のエイドに到着!
ここでは水をかぶり、塩とバナナ、パンをもらい補給します。水分はまだあったのでつぎ足しませんでしたが、これが後々失敗することに…
■第二関門(29.42km)~ゴール(44.24km):6:36’48
このエイドも3分くらいで出発します。第二関門はエイドの少し先。4:04’27で通過。
タイムは4時間を超えていたので、残り15kmを1時間半で走るのは厳しいと感じ、6時間以内に切り替えます。
ここから一番キツイ登り!傾斜が半端ない!気を抜くと後ろに落ちそうになります。
けど今日は登りが調子よい。ぐんぐん登り、前の人を捉えてドンドン抜いていきます。20人くらいは抜きましたね。
何度もニセピークに騙されますが、袖平山の山頂に着く手前の急な階段から景色を見ると、霧がかかった幻想的な景色が広がる!!景色を見ながら少し休みます。
更に登り、本当のピークの姫次へ。私設エイドがあり、空っぽになったフラスクに水分を補給。
ここまでの登りでショッツを全て使い果たし、もう食料がない…
けどお腹は減っている…大丈夫か?
残りは下りだけなので何とか大丈夫!と割り切って下りを攻めていきます!
ここからの下りは然程急ではなく、階段区間などありますが、走って下れる斜面。結構気持ちよい!
前のランナーでブシドーを履いていた人が軽やかなステップで走っており、それに付いていきます。
下り区間から平坦な区間に変わり、これから走ろうとしたときに体に異変が…
かなり体が疲れて動きが鈍い…ここから歩いたり走ったりし始めます…
確か、大平分岐(37km)~平丸分岐(39.24km)までの区間。
ハンガーノックというのだろうか、体に力が入らないです。水分は十分あり、補給しますが改善せず。
勿論、後続ランナーには数名抜かれていきます。
気合いで何とか走ったりしますが、継続できず歩きはじめる…
そのうち、平丸分岐に辿り着き、最後の急な下りへ!
ここから重力に従ってドンドンペースが上がっていく!自然とペースも上がり、前のランナーを捉えていきます。
1kmくらい進んだ時に、上腹部辺りから激しい痛みが!下りの衝撃で胃の辺りが痛む。
あと、水分が枯渇して脱水の時によく起こる症状に似ています…
また体が動かなくなり、今度は完全に立ち止まる…これまで抜いてきたランナーにドンドン抜かれます。
本当に悔しかったですが、何もできない。ただただ歩いて、後ろから来たら道を譲る、この繰り返し。
20-30名くらいには抜かれた感じです。
『あと10km以上は残っている、もう走れないのでリタイヤしよう』と決めます。
ふと、下を見ると山の出口が見える。GPSウォッチを見るとまだ34kmくらい。
(この距離の謎はいまだによく分かりませんが、キタタンはこの距離だという認識は付きました)
そういえば、少し上の方でスタッフの人が「あと5kmだから頑張って!」とか言ってたな~と思い出します。
山を下りるとエイドの方がいて、「あと2kmだから頑張って!」と言っている…
『あと2kmなんですか~、そうなんですね~」とよく分からない返事をして、昨年も走った道路に出て、青根キャンプ場までの近道と書いてあるトレイルを進み、スタート地点の場所へ。
『昨年は脚をケガしていたからゴール前で抜かれたんだよな~』と思い出しながら、今年は最後だけはちゃんと頑張ろうと思い、ペースアップしてゴール!!
距離がもっと長ければ間違いなくリタイヤしていましたが、何とかゴール出来てよかった!!
↓ゴール前の様子。焼けて真っ黒ですね!
■フィニッシュ:6:36’48、総合140位/893名、40歳男子50位/370名
終了後、ポカリとうどんをもらい、隣にある風呂に入って疲れを取り、中央道が渋滞の中、何とか夕方には帰宅しました!
食欲はあまりなく脱水症状のようで、体のダメージは大きかった…
翌日は大丈夫でしたが、火曜日から大腿四頭筋の筋肉痛が酷く、木曜日まで続きました…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
終わってみて、今年も悔いが残るレースとなりました。このレースはきついですが、来年チャレンジしようと思わせる大会です。
総合上位のタイムが4時間20分前半、4時間台だとかなりの上位タイムで、5時間前半だと年代別入賞のタイム。
多分、今年はスタートからゴールまでしっかり走れば6時間はギリギリ切れた感触はあります。
来年こそは6時間切りは最低こなし、5時間半近くまで走力を上げられるよう、一年間トレーニングを積みたいと思います!
あと、途中区間で鎖場があったり、不安定な橋を渡ったり、前に進みづらい登りを登ったり、アドベンチャーレースの要素はたっぷり詰まった大会です!キツイですが…
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↓私が思い出すためにも、コース図を再掲!
■スタート~第一関門(神の川ヒュッテ:18.59km):2:39’04
スタート位置は後方だったので、号砲の時には進まず、よくあるマラソン大会のようにゆっくりと進みます。ロスタイムは29秒。
最初は結構急なロードの坂道があり、ここで飛ばすと後のロードに支障があるのは前回経験済み。よって、息が上がらないようにゆっくり進む。
最初の1kmは5’40/kmと良い感じ。前を見ると、トップランナーはかなり先にいて、多くのランナーが続いている。その数、数百人という人数に感じました!
結構遅れたと感じたが、先は長いのでと開き直り、疲れないペースで走っていく。
約2kmで平丸の登山口へ。ここは渋滞するが、焦らず登っていく。けどかなりペースが遅い…少しイライラ。
すぐに平丸分岐右折があり下りに突入!シングルトラックなので抜けませんが、最後に道が開けたところで一気に数名を抜く。
その後は7km近いロードへ。登り下りはあるがペースが上がらず、キロ5分くらいにしかならない…
この区間で抜こうと試みたが、あまり順位は変わらず。
立石建設(11.19km地点)から登山口に入り、鐘撞山への登り。ここで1時間17分くらい。
この日は登りが調子よい。もともと登りは好きな方ですが、この日は疲れが少なく、前のランナーをプッシュして譲ってもらって先を進んでいく。10名超は抜いたはず。
鐘撞山(標高900m)に到着し、更に県境尾根分岐(標高1280m)へ。距離にして15.09km地点、まだまだ疲れない。定期的にジェルやゼリーを補給したのが良いみたいです。
ここからいよいよ本格的な下り。前回の道志村トレイルレースの時には下りで滑って全然ダメでしたが、今日はまずまず。
ブシドーとの相性が良く、滑ることもなく快調に降りていく。多少は抜かれますが抜くこともあり順位変動はあまりなし。
ただ、下りの後半は結構疲れて体力を消耗しました…
第一関門(神の川ヒュッテ)には2時間39分で到着。暑かったので水分補給し、フラスクも満タンにして、バナナと塩を頂きます。
靴に石が入っていたのでベンチに座って処理します。結構長く滞在している人がおり、真夏のレースの厳しさを感じます。
■第一関門(18.59km)~第二関門(神の川園地:29.42km):4:04’27
私は約3分で第一関門を出発し、その後の急な林道を歩いて登っていきます。
関門の少し先に、キタタン優勝者で本日ゲストランナーの宮原徹選手がいて、ハイタッチをしてもらいパワーをもらいます。
ここから約420mの登り。意外にキツイ…走れませんが、早歩きで前を捉えて順位を上げます。
急な木の階段や橋などもあり、なかなかタフな区間です。アドベンチャーレースという感じ。
それが終わり、犬越路トンネル(22.22km)から林道の下りが7km、第二関門までずっと続きます。
ロードというより石がゴロゴロした林道。疲れた脚にはダメージが大きいです。
ペースは5分/kmくらいで進み、何人かを抜かしましたが、段々石が多くなって疲れてキロ5分30秒近くまでペースダウン…
抜いた人にまた抜かれてキツイ区間でした…
また、この区間は日なたが多く、かなり暑かったので体力を奪われました。
何とか第二関門前のエイドに到着!
ここでは水をかぶり、塩とバナナ、パンをもらい補給します。水分はまだあったのでつぎ足しませんでしたが、これが後々失敗することに…
■第二関門(29.42km)~ゴール(44.24km):6:36’48
このエイドも3分くらいで出発します。第二関門はエイドの少し先。4:04’27で通過。
タイムは4時間を超えていたので、残り15kmを1時間半で走るのは厳しいと感じ、6時間以内に切り替えます。
ここから一番キツイ登り!傾斜が半端ない!気を抜くと後ろに落ちそうになります。
けど今日は登りが調子よい。ぐんぐん登り、前の人を捉えてドンドン抜いていきます。20人くらいは抜きましたね。
何度もニセピークに騙されますが、袖平山の山頂に着く手前の急な階段から景色を見ると、霧がかかった幻想的な景色が広がる!!景色を見ながら少し休みます。
更に登り、本当のピークの姫次へ。私設エイドがあり、空っぽになったフラスクに水分を補給。
ここまでの登りでショッツを全て使い果たし、もう食料がない…
けどお腹は減っている…大丈夫か?
残りは下りだけなので何とか大丈夫!と割り切って下りを攻めていきます!
ここからの下りは然程急ではなく、階段区間などありますが、走って下れる斜面。結構気持ちよい!
前のランナーでブシドーを履いていた人が軽やかなステップで走っており、それに付いていきます。
下り区間から平坦な区間に変わり、これから走ろうとしたときに体に異変が…
かなり体が疲れて動きが鈍い…ここから歩いたり走ったりし始めます…
確か、大平分岐(37km)~平丸分岐(39.24km)までの区間。
ハンガーノックというのだろうか、体に力が入らないです。水分は十分あり、補給しますが改善せず。
勿論、後続ランナーには数名抜かれていきます。
気合いで何とか走ったりしますが、継続できず歩きはじめる…
そのうち、平丸分岐に辿り着き、最後の急な下りへ!
ここから重力に従ってドンドンペースが上がっていく!自然とペースも上がり、前のランナーを捉えていきます。
1kmくらい進んだ時に、上腹部辺りから激しい痛みが!下りの衝撃で胃の辺りが痛む。
あと、水分が枯渇して脱水の時によく起こる症状に似ています…
また体が動かなくなり、今度は完全に立ち止まる…これまで抜いてきたランナーにドンドン抜かれます。
本当に悔しかったですが、何もできない。ただただ歩いて、後ろから来たら道を譲る、この繰り返し。
20-30名くらいには抜かれた感じです。
『あと10km以上は残っている、もう走れないのでリタイヤしよう』と決めます。
ふと、下を見ると山の出口が見える。GPSウォッチを見るとまだ34kmくらい。
(この距離の謎はいまだによく分かりませんが、キタタンはこの距離だという認識は付きました)
そういえば、少し上の方でスタッフの人が「あと5kmだから頑張って!」とか言ってたな~と思い出します。
山を下りるとエイドの方がいて、「あと2kmだから頑張って!」と言っている…
『あと2kmなんですか~、そうなんですね~」とよく分からない返事をして、昨年も走った道路に出て、青根キャンプ場までの近道と書いてあるトレイルを進み、スタート地点の場所へ。
『昨年は脚をケガしていたからゴール前で抜かれたんだよな~』と思い出しながら、今年は最後だけはちゃんと頑張ろうと思い、ペースアップしてゴール!!
距離がもっと長ければ間違いなくリタイヤしていましたが、何とかゴール出来てよかった!!
↓ゴール前の様子。焼けて真っ黒ですね!
■フィニッシュ:6:36’48、総合140位/893名、40歳男子50位/370名
終了後、ポカリとうどんをもらい、隣にある風呂に入って疲れを取り、中央道が渋滞の中、何とか夕方には帰宅しました!
食欲はあまりなく脱水症状のようで、体のダメージは大きかった…
翌日は大丈夫でしたが、火曜日から大腿四頭筋の筋肉痛が酷く、木曜日まで続きました…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
終わってみて、今年も悔いが残るレースとなりました。このレースはきついですが、来年チャレンジしようと思わせる大会です。
総合上位のタイムが4時間20分前半、4時間台だとかなりの上位タイムで、5時間前半だと年代別入賞のタイム。
多分、今年はスタートからゴールまでしっかり走れば6時間はギリギリ切れた感触はあります。
来年こそは6時間切りは最低こなし、5時間半近くまで走力を上げられるよう、一年間トレーニングを積みたいと思います!
あと、途中区間で鎖場があったり、不安定な橋を渡ったり、前に進みづらい登りを登ったり、アドベンチャーレースの要素はたっぷり詰まった大会です!キツイですが…
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