今回は内装・外観の話。
実際の打ち合わせの内容を書く前に、我々夫婦がこだわった点を書いときますね。

以前も何度か書いてますが、私も夫も内装や外観に全くこだわりがありませんでした。
というか、普通の家にすることにすごくこだわりました。

内装は、生活していて変に目につくものが何もない感じ。家から出て内装を思い出そうとした時に、全く思い出せないのが理想。
外観は、背景(他の家)に溶け込んで目立たない感じ。変なあだ名をつけられないくらい特徴がなく、タクシーで説明できる程度には特徴があるのが理想。

良くも悪くも目立たないようにしたい変に自己主張させたくないというか、全てにおいて馴染ませたいというか。オシャレでもダメだしダサくてもダメ。空気のような「普通」が良い。
正直ダイワハウスさんが建ててるアパートとか建売とかと同じにして貰えば、たぶんいい感じになるんじゃないかなと思ってました。
量産型最強。

でも、注文住宅建ててる方のブログを見たり、家建てようとしてる知り合いの話を聞いたりすると、オシャレな家を建てる工務店さんにお願いしたり、ショールームに行ったりカタログを見たりしながら細部まですごくこだわってるみたいで、少し不安になることもあります。
せっかく注文住宅建てるならオシャレにこだわった方が良かったのかな…?と。
私も無印良品の家みたいな家に憧れはあるし。IKEAとかに行くと、この家具が置けるようなオシャレな家に住んでみたいなーって気持ちになるし。

でも、生活の中心は家ではなく自分なので、家は自分の背景として、存在感を消してて欲しいという気持ちが強くありました。
家の中で変に目に止まる部分や変に記憶に残る部分を作りたくないというか。家の自己主張は抑えめにしときたい。

それと、たぶん今こだわって変にオシャレにしたりコンセプトを持たせたりすると、自分の好みや流行りが変わった時に後悔するんじゃないかなーという不安があって。
オシャレってその時代の流行りみたいなとこあるし。今の感覚でオシャレでも、そのうちダサくなるかもしれないし。年を取れば自分の感覚も変わるだろうし。みたいな。

そもそもオシャレとダサいって表裏一体だよね。その人にとってはオシャレでも他の人から見るとダサかったりするし。その時はオシャレに見えても、時間が経つとダサく見えてきたりするし。
それなら変にこだわるよりも、普通の家にしといた方がいいかなという気持ちです。

あと掃除嫌いな人間として、オシャレにしたとしてもそれを維持できる気がしない。家でリラックスしたいのにオシャレを維持するために疲れたら本末転倒。
生活感出してこうぜ!!

というわけで、私の中での色んなこだわりがあっての普通の家なのです。
単に私も夫も見た目よりも機能や利便性を重視していたというのも大きいですが…。

ただ、これをインテリアコーディネーターさんとか外構屋さんに伝えるのが申し訳なくて。
せっかく「こんなにオシャレに凝った感じにできますよ!」ってアピールされてるのに、「存在感消したい」って言うの心苦しい。
でもちゃんと伝えましたよ。そして若干難しい顔をされた(笑) 存在感消すのって難しいからね。

そんな感じで内装・外観の打ち合わせに突入しました。
打ち合わせの内容についてはまた次回。