こちらは黒ゴリに関する記事です。
(Z50J  ゴリラ)





うちの黒ゴリさん。
エンジン腰下の手術をしてます。
それ以来と言うかその以前から・・・




お漏らしの症状が出てました。
腰下開けた時に同時手術したけど、
やっぱ治ってなかった・・・
気づいてはいたんですけどね。
微妙な漏れなので見て見ぬフリしてた。
オイル継ぎ足す程でもないし。




がしかし、気持ち悪いよね。
治せるなら治したいじゃん?
ってことで怪しい箇所をチェック!
サクッとジェネレーターカバー、
スプロケットを外しちゃいまーす!
どうやらこっち側から漏れてるっぽい。




下のオイル跡から辿って、
上へ上へと点検していく。
ん〜?どこ〜??
ミッションケースのガスケットではない。
ジェネレーター部分も違った。
でもこっち側なのは間違いない!




結果は・・・ここからっぽかった。
カウンターシャフトシール。
でも、おっかしいなぁぁぁ?
実はここ・・・
5速ミッション組む時に、
新品シールに交換してたんです。




まぁ組む時に何回か抉ったから、
それでシールを傷つけちゃったか?
言っても仕方ないんで新品交換
タケガワさんのお漏らし対策3点セット。
内側にグリス付きで660円(密林)。
発注して翌日に来るって最高♪




まずはバイクを傾かせて、
作業に取り掛かります!
万が一にもオイルダダ漏れさせぬよう。

それと周辺の汚れをブレクリでプシュ!
オイルで付着した砂や埃を清掃します。
ミッション内部に入ったら嫌ですから。




古いシールの除去には、
こちらのピックアップツール!
何故か持ってた。何で買った?
先曲がりをシールの真ん中にぶっ刺し、
シールの淵に入ってるバネに引っ掛け、
手前に引っ張るだけです。




私は一回交換してるので、
何の苦労もなくスポッと取れました。
固着している場合は慎重に!

ミッションケースを傷つけると、
そこからオイル漏れになるらしいです。
くれぐれも無理は禁物ってこってす。
(ネットだと色々なやり方してますね。)




古いのが取れたら新しいのを入れます。
新品シールを傷つけないよう、
カウンターシャフトにビニテをグルグル。
さらにシリコングリスを吹き付け、
キチンと潤滑させてから挿入します!
前回はこれをせんでお漏らししたんか?




呆気なくスポッと入った。
あとは均一に封入するため、
テキトーなソケットで圧入です。
ちなみに押し込み過ぎてもダメらしい。
ケースとシールがツライチで良いとのこと。
無理に押すとズボッと行っちゃうので注意。
(ベアリングと干渉するとあかんって)




シール打ち替えは完了。
こっからはついでの作業を!
調子の悪いニュートラスイッチ。
ズボッと抜いてみる。
接触不良なのかなぁ?
原因不明・・・




ギアを変えてみる・・・
1速に入れるとご覧の通り、
小窓の向こうは導電板なし。

Nに戻すと導電板が出てくる。
これがセンサーと接続して通電。
うーん、問題ないなぁ?




一応センサーの接点を磨きました。
が、ランプはやはり光らず・・・
ま、とりあえずお漏らし治ればいいや。
お漏らしが止まらなかった時に、
原因となる箇所を見つけやすいよう、
スプロケット周辺を掃除・磨いて終了!




さて、この日は雨だったので、
作業後の試走はしませんでした。
なので治ったかは不明です。
漏れが収まってると良いなぁ?
大したこと無いけど気持ち悪いからね。
頼んだよ〜!




後日談。
漏れはキッチリ治りました♪
やっぱりここだったのねって安心。