さてさて、本日の更新は……
先日から始まりましたキャラ新撰組化!
前回はいつも違う雰囲気のかっこいい高梁さんでしたよね!
第3弾はこのキャラ!!↓↓

だから言ったじゃん。俺強いよ?って。
大良くん!!!!!!!
大良くんは軍服化の時もそうでしたけど…
ニコニコしながらさっくり殺っちゃいそうな感じですよねこの子ね…!!
はい中の人の妄想入りまーーーす!!!↓↓↓
【突然の新撰組パロ話 ~大良将吾編~】
「よ、よし……ここまで逃げてくれば…!」
夜も幾分更けた頃、漆黒の闇にわずかに響く怒声と刀がぶつかり合う音。
肩から血を流しながら狭い路地へと入った男はホッとしたように息を吐いた。
が。
「あれれ?あんた何?」
路地の先、薄暗くて顔はあまり見えないが、
浅葱色のだんだら模様の羽織をなびかせてだるそうに佇む男がひとり。
男はその羽織に見覚えがあった。
「なになに?迷子?」
「…!」
男は、しめた。と思った。
声からしてまだ若い隊士に違いない。
幸い狭い路地、応援も呼べず激しい戦闘もできないこの場所なら
この若い隊士を殺して、あわよくば何か金品を持って逃げられるかもしれない。
「ははっ…暴漢に襲われてしまって」
困った…とでもいうように肩の傷をチラリと見ながら歩を進める。
「あーそうなの?肩の傷ひどそうだね」
計算通りその若い隊士はこちらに近付いてきた。
さあこい、こちらの間合いまできたら遠慮なく切ってやる。
「どれどれ…」
スッ…と隊士の視線が肩に注がれたのを見て男は刀を突き出した。
ガキィッ!
「な……っ!」
自分の想像ではここで若い隊士は自分に切られ絶命していたはず。
しかし今の状態は、その若い隊士が引き抜いた刀が逆に自分の首元に突きつけられている。
「ごめんね。あんたに何も恨みはないけど、お仕事しないと怒られるの俺だから」
「き、貴様…!分かっていて…!!」
ギリリ…と唇を噛むがあとの祭り。
「まあねーこれでも組長っていう立場やらせてもらってますから?」
その男が最後に見た若い隊士の顔は、楽しそうに笑んでいた。
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「……おい、終わったか?」
血だまりのできた狭い路地をぴちゃぴちゃと歩く小柄な男。
「うん!お前が来たってことはそっちも終わったのか」
話しかけられた若い隊士は、
足元のゴミをうっとうしそうに足でごろっと脇にどかしてその小柄な男に笑いかけた。
「お前、珍しく返り血がついてるぞ」
「あ。やっぱり?この人さ、よっぽど死にたくなかったみたい。それよりさ、何か食べたくない?体力使ったらお腹すいたー」
「先に局長への報告が先だ馬鹿」
小柄な隊士に頭を小突かれながら、明るい大通りの方へと2人は姿を消した。
【終】
これからの新撰組化お楽しみに!
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