今回読み終えたのは伊岡瞬の



です。


これ、あとがきを読んで知ったのですが、発売は世の中がコロナで変わってしまった2年前なのに、この本自体を書いたのは20年近く前で、デビュー作よりも前に書いた作品だということ。


ウイルスという目に見えない存在が、時に人の命を奪うこともある現実を軸に書き上げたミステリーで、ウイルスの恐怖を身近に感じる今だからこそ余計に読み応えがありました。


伊岡瞬はこれまでも勝手につけたスコアで高得点を連発していて、


「悪寒」

「痣」

「瑠璃の雫」


が5点満点、


「いつか虹の向こうへ」

「代償」

「教室に雨は降らない」

「本性」

が4.5点でした。


「瑠璃の雫」

は、、ネタバレになるので言えませんが、お子さん、特に姉と弟がいる方には気が気じゃないストーリーで苦しい環境にある中での人の優しさも感じられるような、そんな本なのでまだ読んでいない方はぜひ読んでみてください❗️


ちなみに

「赤い砂」

にも5点満点をつけさせてもらいました👍