前日は言葉が過ぎて親達のお叱りを受け、涙目で謝罪することになったりーちゃん。ダディはちょっと意地悪なので、こういうとき、後から振り返ってりーちゃんにあれこれ聞きたくなってしまう。


りーちゃんにとって、親に叱られたり、一瞬とはいえ食事をとりあげられたりするのは、この世の終わりかと思うくらいの一大事。なので翌日にあれこれ尋ねると、りーちゃんの反応が至ってマジメなので、そんなりーちゃんがかわいらしくて仕方ないのである(毎度の親バカバカで失礼いたします)。


朝ごはんを食べた後、ダディが「りーちゃん、昨日、マミとダディに叱られたね?」と尋ねる。いつもはあまり答えてくれないことも多いのだが、この日は「うん」と答えるりーちゃん。「ごはんなしよ、されたね?」「うん」とやり取りすると、りーちゃんの顔が段々と沈んでくる。


そのまま気持ちをどんどん沈ませてしまうのは、あまりに可哀想なので、「でも、ごめんねできたね」と言うと、「うん、できたね」と少し明るい表情になるりーちゃん。そこで「ごめんねできて、偉かったねぇ。お姉さんねぇ」と畳み掛けると「うん!できたね!」と気分も復活したのである。


こうしたやりとりは、実は今まではほとんど成立しなかった。ダディが尋ねても反応がないことが多かったのである。それがこの日は、あれこれとかなり会話が続いた。これはりーちゃんにとって、大きな成長だと思う。


りーちゃん自身も、悪いことをしてしまったという認識はあるのだろう。だからなのか、あまり触れてほしくなくて会話に応じなかったのだと思うが、今回はちゃんと応じることができた。こうなってくれると、これからも何かを間違えた時に、その場で叱って終わり、ではなく、翌日などに冷静に振り返ることができるのではないかと思う。


りーちゃん、まだまだ成長しておりますな。親達も日々勉強でございます。