同じタイトルだった先月末のブログでは、だんだんとできることも増えてきて、姫、すなわち「ぷりせす(プリンセス、のこと。親になんでもやってもらえる状態のこと、でもある)」を卒業しつつある、と書いた。


しかしそれは幻想だったのだろうか。あるいは夢物語だったか。この日のりーちゃんは、そう思わずにいられないほどの「ぷりせす」ぶりだった。


まず、朝起きるなりキッチンに居座るりーちゃん。「何が欲しいの?」と聞かれても答えず、おもむろに納豆を取り出す。「何が食べたいの?」と問われると「なっとうごはん」と言うので、お茶碗を出して差し上げると自分でご飯をよそおうとする。


しかしこの時すでに、「もっち(餅)」が焼かれていた。もちろん、りーちゃんがベッドで「もっち、たべたい」と言っていたからだ。


納豆の時は、お馴染み、かき混ぜ用の「ドラえもん箸」が必需品のりーちゃん。マミに取ってもらい、席に座っていよいよ食べるのかと思ったら、「あれ、みそしるは?」とのたまう。


マミが味噌汁を準備していると、「おふ、たべたいなぁ〜」とおっしゃる。もちろんお麩も味噌汁に入れるマミである。


味噌汁と同時くらいに餅も焼き上がり、テーブルに置いたマミ。するとりーちゃん、なんと「もっち」を食べようとするではないか。「納豆ご飯、いらないの?」と聞かれると、「うん」とのこと。なんとワガママな「ぷりせす」なのでしょう。


さらにはダディのコーヒーをじっと見つめ、欲しそうにするりーちゃん。ダディはりーちゃんの牛乳にコーヒーを混ぜて、コーヒー牛乳にしてあげたのである。


まだまだ「ぷりせす」卒業は、遠い未来のことなのだろうか…。