昨日のブログでは、りーちゃんがらしさ全開で、いかにもわがままな「姫」ぶりを発揮していたような内容だった。しかし一昨日のブログにもあるように、りーちゃんは優しい気づかいを見せることも最近は増えてきた。やっぱり中学生になって成長したなと、親たちも思うのである。
ある朝、ダディはバタバタして家を飛び出していったのだが、数分後に戻ってきた。マミに「携帯、忘れちゃったよ。どこに置いたかな」などと言いながら玄関から入って来る。確かダイニングテーブルに置いたような、と記憶をたどって居間に向かうダディ。するとりーちゃんがダディのスマホを手に持って、ダディに渡してくれるではないか。りーちゃん、ちゃんと話を聞いて理解しているのだねぇ。
「ありがと~、よくわかったねぇ。すごいねぇ」と褒められてニコニコのりーちゃん。スマホを渡す際にりーちゃんからは特に言葉はなかったのだが、とても賢い行動に、良い意味でびっくりさせられた両親である。
また別の日の朝。りーちゃんはダディとジャレジャレしながらなかなか起き出してくれない。朝ごはんの支度を済ませたいので、りーちゃんに尋ねると「もっち(餅)」と答える。それを聞いたマミは、「ダディももっちでいい?」と確認し、二人分の「もっち」を用意した。
ダディは朝、シャワーに入るのだが、出てきてみるとりーちゃんは既に食べ始めている。ダディの「もっち」にはお醤油をかけてくれてあり、ノリも傍らに用意されていて、あとは巻いて食べるだけだった。食べようとするダディに、りーちゃんが何か言っている。最初は聞き取れなかったが、どうやら「もっち、おしょうゆ、かけたよ」と言っているではないか。りーちゃん、ダディの「もっち」にもお醤油をかけてくれたのだねぇ。なんて気が利くのでしょう。
「すごいねぇ、りーちゃん、お姉さんねぇ」と大げさに褒められて、またしてもニッコニコのりーちゃん。自らやったことをアピールするのもりーちゃんらしく、なんだか素直でかわいらしい。朝からりーちゃんへの賞賛が止まない、りーちゃん一家なのであった。
こんな感じでいろいろなことに気を利かせられるようになると、りーちゃん、お仕事をするのも夢ではないのではないか、と親たちは期待を寄せる。これからのりーちゃんの成長が、とても楽しみですなぁ。