前回このタイトルで書いたのは先週のこと。ゴマドレを愛してやまないりーちゃんは、ダディがダディのサラダにシソドレをかけようとすると、その手をガシッと掴み、強引にゴマドレをかけたのだった。
ダディ、そしてマミも、いつもゴマドレでは飽きてしまう。そのため、先日のお買い物で密かに別のドレッシングも購入した。インドカレー店の謎ドレッシング、みたいな名称の、オレンジ色ものである。
そして、この日の夕食でのこと。りーちゃんに声をかけるもなかなか食卓に着席しないので、マミとダディは早々に「謎ドレ」をサラダにかけた。こうすればさすがにりーちゃんも、さらにゴマドレをかけようとはしないだろう、と考えたのだ。
遅れて着席したりーちゃん。「ほら、ゴマドレよ」と言われて自分のサラダにドレッシングをかける。続けて「ダディのサラダはもう、これをかけちゃったから、大丈夫よ」と言われ、ダディのサラダを見せられたりーちゃん。
しかしどうもりーちゃんは納得いかない表情。ダディのサラダをジッと見つめ、手にはゴマドレを持ったまま。次の瞬間なんと、ダディの隙をついてゴマドレも強引にかけてしまった。ダディのサラダはドレッシングのブレンドになってしまった。
りーちゃん、なぜそこまで、他者のサラダにまでゴマドレをかけたいのだろう。さすがにお友達などにはそんなことはしないだろうが(ある意味、親へのあまえなのだろうと思う)、もしやってしまったら困るなぁと、一抹の不安を覚える両親である。
ちなみにドレッシングがブレンドされたダディのサラダは、思いの外、美味であった。結果オーライでしたなぁ。