最近、何度も話題にしているりーちゃんの自然教室。親は当然、同行せず、2泊3日で水族館や動物園、そして何よりも先生方やお友達とのお泊まりを楽しんだのだった。


初日に雨が降ったが、その日は水族館だったので大きな影響はなく、動物園に行った日はむしろ暑かったくらい。先生方は水分補給や熱中症対策にも気を配っていただき、食事、お風呂、トイレ、そしてりーちゃんはオムツ交換など、多大なるご尽力を賜ったのである。両親は支援学校に足を向けて寝られませぬ。いつもいつも、感謝感謝でございます。


ところで自然教室については気になることが一つ。上の学年の子の保護者さんと話すときに、「もう◯◯荘、行きました?」と聞かれるのである。「自然教室、行きました?」ならすぐにわかるのだが、宿泊施設の名前である◯◯荘と言われても、なんともピンと来なかった。1学年上のあるお子さんは、この◯◯荘が大好きだと言っていた。りーちゃんに聞いても、あまり詳しい話は聞けないのだが…。◯◯荘の魅力も、ちょっと気になる。


さて、少し前のブログにも書かせていただいたように、親としてもりーちゃんと離れて過ごすことは滅多にないので、心配で仕方がない。自然教室から帰ってくる時刻に合わせてデイサービスを利用することもできたのだが、この日はマミが車で迎えに行って自宅へ直行。きっと気も張って疲れているだろうから、という配慮からだった。


その迎えに行った時のこと。マミがりーちゃんを連れて帰ろうとすると、りーちゃんが「うううう〜」と言って何やら拒む。「どうしたの?もうおうち帰るよ」と言うマミに抵抗するりーちゃん。どうやら、近くにいたAちゃんと別れの挨拶をしたかったらしい。


それならとマミが手を離して好きなようにさせると、りーちゃんとAちゃん、ハグをして別れを惜しんでいるではないか。あまりに微笑ましい光景に、周りの大人達も思わず声を上げて優しい笑顔になった。


Aちゃんとは昨年、同じクラスだった。その前にも、地域の療育センターに通っていた頃に、同じ活動をしていたことがある。クラスが変わっても仲良しなんだねえ。


実はこのAちゃん、とてもしっかり者でりーちゃんも大変お世話になっているのだが、そのお話はまた今度。