先日、年に一度の検診のために総合病院を訪れたりーちゃん。耳鼻科の先生からは、点耳薬を毎日入れて、二週間後に耳垢を取りましょうと言われていた。
りーちゃんが素直に点耳薬を受け入れるはずはないなぁ、と思っていたが、やはり毎回嫌がり暴れていた。寝起きを狙ったり押さえつけたり、両親もあの手この手を試したが、なかなかうまくいかない。結局、薬を耳に入れられたのは数えるほどしかなかった。
そして耳垢を取る日。事前に何も聞いていなかったが、りーちゃんはタオルとネットでグルグル巻きにされることになった。暴れてしまうと危ないので、その防止のためである。ただ、これは本来は小さな子供のための設備なので、りーちゃんにはちょっと小さかった。半分無理やりで、ネットをフックに引っ掛けて、なんとか耳掃除が開始された。
マミとダディにとっては、笑いを堪えるのに必死になってしまう、このグルグル巻きである。というのも数年前の歯の治療の際に、同じような状態になったことがあって、とってもおかしかったからだ。確かそのことも以前のブログに書きましたな。いや、笑っちゃいけないとは思うのだけど。
両親とも、とっても写真を撮りたくてしょうがなかったのだけど、そこはかろうじて欲望を抑えた。先生たちに「パシャッ」という音を聞かれたら叱られそうだ。なので残念ながら、その写真はなしである。
グルグル巻きで、先生の他に看護師さんが頭を押さえてくれたが、それでもまだ力強く抵抗するりーちゃん。さらにもう一人の看護師さんがヘルプしてくれて、なんとかお掃除できたのだった。もちろん両親も、ネットだけでは押さえきれない手足を押さえるために参戦。大人5人が「えらいねぇ」「お姉さんだねぇ」などと口々にりーちゃんを褒めまくる光景が、再び見られた。
それにしても歯医者さんだけでなく、耳鼻科でもこのグルグル巻きを見ることになるとは。でも今回は巻きつけるのにギリギリ成功したけれど、今後りーちゃんがさらに(横に)大きくなったら、もうできないのでは、と不安ではある。
その時はマミとダディが老体に鞭打って押さえつけるしかないのだろうか。両親とも、自信は全くございませんなぁ…。