このところ立て続けにトイレに成功し、快進撃を見せているりーちゃん。2歳の頃は保育園で誰よりも上手にトイレをしていたりーちゃんだったが、その後成功例はぱったりなくなり、今もオムツである。しかし中学生になってからポツポツと成功例が出始め、お風呂では毎日のようにしていて、ついにここ1~2か月は実績をどんどんを積み上げているのだった。
オーストラリア・ブルネイ旅行で3日間に2度成功したことで、快挙だと言っていた両親。それから1週間も経たないうちに回転寿司屋さんのトイレで成功。すると翌日には朝と夕方の2回成功という偉業を成し遂げ、さらに次の日にはデイサービスで成功し、3日間で4回という離れ業を達成したのだった。
ここまで成功しているならもう大丈夫じゃないか、とも思えるのだが、そうは簡単ではなさそうだ。まず、トイレで成功していると言ってもしっかりとした量を出しているわけではないようで、成功後にオムツにしていることもあること。そして最大の難関はやはり、「大」である。2歳の頃も含めて、これまでに「大」の成功例は全くない。
以前にもお伝えしたように、障害者の就職においては、「トイレが自分でできること」が採用の必須条件になっていることが多い。障害者向けの作業所等でも同様である。そのことを見据えると、今後、「大」がりーちゃんの課題となるだろう。
そうそう、1日に2回成功した時は両親が仕事のため、ばあばにお迎えをお願いしていたのだった。つまり、ばあばの前で成功したので、ばあばは大げさに褒めちぎり、りーちゃんを抱きしめて喜んだのだという。そのあとにばあばは、帰宅したダディにも興奮気味で話し、りーちゃんも鼻高々な様子だった。
一時は両親とも、りーちゃんは一生オムツなのではないかと懸念していた。その懸念はまだ払拭されていないが、少なくとも以前よりは光明が見えてきた。りーちゃんも来月には中学2年生。後5年もすれば、就職(作業所等も含め)するタイミングとなる。
その時までにオムツが取れるのか、今のペースではなかなか大変にも思うが・・・。希望を捨てず、とにかく気長に、成功を積み重ねられるように導きたい、マミとダディなのでした。