今回は体調不良ではなく、年に一度の検診のために近所の総合病院にやってきたりーちゃん。この病院でりーちゃんとお兄ちゃんは産まれた。
最初から難関の採血である。素直に座ってくれたものの、いざ針を刺そうとすると嫌がるりーちゃん。採血の担当の方に加え、看護師さんが応援に来て、マミとダディも加勢するがなかなか受け入れない。
腕を右から左に替えると、採血しやすい血管があったようだ。時間が経つとりーちゃんも渋々受入れるそぶりを見せ、ようやく針を刺してもらったのだった。
その時の周りの大人たちの褒め方がすごかった。「すごいねぇ」「お姉さんねぇ」「えらいねぇ」「いい子だねぇ」などなど、あらゆる種類の賛辞が雨あられのように降り注がれ、もはや誰がなんと言ってるか判別できない。
前回のブログの、お兄ちゃんのツッコミを思い出して、笑ってしまうマミとダディ。まあしかし、褒めちぎって大人しくなってもらわないと、採血で暴れたら危険だしねぇ。
このあとは痛いのはないよ、と言われたりーちゃん。目の検査は順調に終え、耳の検査では先生が耳垢を取り出そうとしてくれたところ、やっぱり力強く嫌がったのだった。
驚いたのは、先生によると、りーちゃんは耳垢が外に出づらいのだという。一般的に人間の耳垢は自然と外に出てくるので、耳かきは必要ないというのが定説のようだが、そうではない人もいるようだ。今後は点滴薬を耳に入れるなどし、メンテナンスをした方が良いと、アドバイスと処方箋をいただいた。
最後は小児科、出産の時に立ち会ってくれた先生との面談である。りーちゃんのことを13年以上診てくれている先生だ。一通りいろいろ話をした上で、「検診も来年が最後ですねえ。大人の病気に関しては私たちも専門外ですし」とのこと。
りーちゃんも来年は14歳。小児科でお世話になるのは、ひと区切りということですな。この先生には長年お世話になっているので、一抹の寂しさを感じつつ、りーちゃんの成長を実感する両親なのでした。