56日のオーストラリア滞在を満喫したりーちゃん一家。メルボルンを出発する日は火曜だったが、現地は前日の月曜が祝日でお休みだった。我々が出発する朝は、知人の奥様はお仕事へ、息子さんは学校へと、日常が戻っていた。娘さんは仕事の関係で、その前の日にアパートへと戻っていた。知人だけはこの日もお休みして、我々を空港まで送ってくれたのだった。

 

あっという間だったねぇ、と話すりーちゃん一家と知人。本当に素晴らしい体験をさせていただきました。空港で再三御礼を言って、再会を誓う。ダディは古くからの知人で男同士ということもあり握手だけしたが、マミ、お兄ちゃん、そしてもちろんりーちゃんも、知人とハグをして別れたのだった。

 

朝食をまだ摂っていなかったのでブランチをすることになり、お兄ちゃんの希望でマクドへ。日本よりはるかに高価で贅沢だ。ダブルチーズバーガーのセットのようなものが1500円ほど。ただ、ドリンクやハッシュポテトのサイズは日本より大きい。


出国の荷物検査では列ができていたが、係の人が「あなたたちはこちらへ」と言ってくれて、あまり並ばずに済ますことができた。りーちゃんを見ての、優しいご判断だと思われる。ありがたいことですなぁ。


海外といえばどうしてもアメリカに行くことが多く、アメリカの入国・出国の係員はめちゃくちゃ厳しいイメージしかない、マミとダディ。しかしオーストラリアの係員は皆さんとても親切だった。出国審査でも、終わるとりーちゃんにニコニコ手を振って「バーイ」と言ってくれて、りーちゃんもご機嫌である。もしかしたら、りーちゃんがいなくてマミかダディの一人旅だったら、やっぱり厳しいのだろうか。


帰りの飛行機ももちろん行きと同じ、ロイヤルブルネイ航空。フライトアテンダントさんたちの衣装が、イスラムのお姫様のようである。来る時に、りーちゃんと写真を撮らせてもらえば良かったねぇ、と話していたので、帰りはお願いしてみると笑顔で応じてくれた。りーちゃんもニッコリ写真に収まって、また一つ素敵な思い出が増えた。


往路はブルネイでの乗換えが2時間しかなく、何もできなかった。しかし復路は6時間ほどあるので、市内ツアーを予約してある。予備知識ほとんどゼロで全く想像もつかないブルネイの市内。果たしてどんな世界が、りーちゃんを待ち受けているのだろうか。



知人宅から空港へ向かう途中の風景。さよなら、メルボルン。


日本とあまり変わらぬマクド。いや、これは写真が下手ですかな…。