メルボルンに到着して、最初の食事となった朝食が50ドル(約5,000円)を超え、物価の高さにビビり始めたりーちゃんご一行、というかマミとダディ。まだホテルにチェックインできないので、路面電車(トラム)でビクトリア・マーケットに向かった。


なんとなんと、メルボルンの中心部はトラムが無料なのである。今回の旅行では家族4人で無料区間をフル活用させていただいた。ありがたいことですなぁ。


マーケットは昔ながらの露天の集まりという感じで、お土産品などが多かった。一部、いわゆるブランド物の偽物らしきモノもあったが…。それも含めて見てる分には楽しめた。


しかしここで一つ問題が。予想外なことに、とても寒いのである。うっすらと雨も降っている。天候だけはズボラ夫婦も事前に調べていて、20度台後半から30度を超えるくらいだということで、そういう服装しか持ってきていなかった。たまたま初日だったので、日本から着てきた服装そのままでおり、なんとかなったが、それでも寒い。


こうなると4人ともややテンションが下がり、飛行機である程度寝たとはいえ寝不足なこともあり、どっと疲れを感じ始めた。やっぱりホテルに戻って、暖かいフロントで部屋が準備できるのを待とう、と方針転換した。


ホテルでは暖かくてホッとしたのか、フロントの椅子でまずお兄ちゃんが爆睡。マミとダディも入れ替わりで眠りにつき、最後はりーちゃんが深い眠りについたのだった。せっかく旅行にきて寝ることに時間を使うのはもったいない気もするが、まあ仕方なかろう。


そうこうするうちに部屋の準備ができたということで、フロントの方がキーをくれた。しかし、お部屋でベッドで寝られるよ、と声をかけても、眠くて嫌がるりーちゃん。かなり無理やりに連れて行くと、結局部屋ではほとんど寝ないので、改めて4人で出かけたのだった。


外はもう雨も止んで、やがて日が差し、あっという間に暖かくなった。これからが旅の本番ですな。


未来のような建物も多い、メルボルン中心部