同じタイトルで随分前に書いたなと思ったら、去年5月のことだった。それ以来、りーちゃんがモノを隠さなくなったかと言うと、そんなことは全くない。

 

数日前のこと。ソファーの下に何かあるのを発見したマミ。よく確かめてみると、なんと使用済みのオムツである。時間が経っているせいか、そして床暖房の影響はあると思われるが、完全に乾燥していた。

 

5月の「隠し事」では、まさにこの使用済みオムツが服の引出しの中にあったことを書いたと記憶している。今回はそうしたクローズの場所ではなかっただけ、マシだろうか。おそらく、りーちゃんが早起きした朝、オムツに用をたして、自分で交換した際にここに隠した(置いた?)のだろう。しかし衛生的にもよろしくないので、やめてほしいものだ。一応本人の名誉のために付言すると、たいていは隠さずに床の上に置いてあることが多くて、時には自分でオムツ用のゴミ箱に捨てていることすらあるのだが・・・。

 

別な日のこと。ダイニングテーブルにはちょっとしたおやつなどが入っている小さな器があるのだが、りーちゃんはこれを床に置いて、何やら遊んでいることがある。おやつを食べたいというよりは、中身をお皿などに出してリアルママゴトをしていることが多い。

 

ダディがふと、りーちゃんにより床に置かれたその器に目を向けた時、発見してしまった。クリームチーズ(小分けにされて売っているもの)が2つほど、その中に入っているではないか。「うわぁ、チーズが!」と悲鳴をあげるダディ。放置されて2~3時間経っていると思われ、床暖の上なので温まってしまう。慌てて冷蔵庫に戻すダディ。りーちゃん、油断も隙もありませんな・・・。

 

さらに別な日のこと。もうすぐ夕ご飯だというのに、ポテチを持ち出して食べようとするりーちゃん。両親から、「もうすぐご飯だよ」と阻止され、一旦は諦めたかに見えた。しかしりーちゃんはしぶとい。野望のためなら手段をいとわないのである。密かに再びポテチの持ち出しに成功したかと思うと、クローゼットにしている部屋にこっそりと向かった。

 

それぞれに用事があり、りーちゃんの動向にすぐには気がつかなかったマミとダディ。マミが気がつきりーちゃんを追うと、キャンプなどに持っていくクーラーボックスを何やらいじっている。マミがさらに近づくとクーラーボックスをしっかりと抱きかかえるりーちゃん。強制的に取り上げようとすると「うーう!フガフガフガー!」と必死に抵抗する。どうやらこの中にポテチを隠して、好きな時に食べてしまおうと思っていたようだ。

 

確かにこの中に隠されて密かに部屋にこもって食べていたら、親たちもなかなか気がつかないだろう。りーちゃん、なかなか悪知恵を働かせるようになりましたなぁ・・・。

 

りーちゃんの成長をこんな風に感じつつ、しかしモノを隠す習性は、この先もなかなか変わらないかもしれない、と今後の長期戦を覚悟するマミとダディなのでした。