突然ですが、「マイブーム」という言葉を最近はあまり聞かなくなったように思うが、気のせいだろうか。
そもそもこれは和製英語で、英語圏ではこういう表現はしないとのこと。一応、留学経験のあるマミとダディも思いつく英語表現があったものの、ネットで調べるとさらに様々な用法が出てきた。「マイブーム」の具体的な中身によっても、表現が変わってきそうだ。
今回、りーちゃんの「マイブーム」をご紹介したいと思ったのだが、その内容に照らし合わせると、「りーちゃん's new favorite」とでも表現したら良いだろうか。
最近のりーちゃんは、腕を組むような仕草をしながら、首をかしげる仕草をして、「ふーん」とか「うーん」などと言うのが、new favoriteらしい。親たちと会話している中でしょっちゅうこれをやるし、何か一人で遊んでいる最中にもこれをやっているのを見たことがある。
りーちゃんの行動、言動に影響力がありそうなのは、YouTube(等の動画)、学校の先生とお友達、デイサービスの先生とお友達、がトップ3であろう。親たちはここにランクインしない。どこで覚えたのかはわからないが、本人にとってはとても大人びた仕草に感じているのだと思う。親から見ると、知能が3歳児程度(の12歳ダウン症児)であるりーちゃんが、大人らしい振る舞いを見せてくれるのは、とってもかわいい(←今回も親バカバカ発言で失礼します!)。
りーちゃんの大人、あるいは「おねえさん」への憧れは強いようで、以前から髪の毛をブラシでとかしたり、ツメをお絵かき用のペンで塗ってネイルアートをしたり、時にはマミの化粧品を勝手に使ったりしている。化粧品を使った時はマミに「これ高いのよ~」などと叱られたりするのだが、りーちゃんの手の届くところに放置していて、ちゃんとしまわないマミが悪いですな・・・。
今日もりーちゃんは「ふーん」の仕草をしながら、傍らに置いていた「おぎんぎょう」で遊んでいる。「おねえさん」への憧れと、素のりーちゃんのやりたいこととのギャップが垣間見えて、なんともおかしい。
きっとこの先も次々と「りーちゃん's new favorite」を見せてくれることだろう。その一つ一つがりーちゃんの成長につながると思うと、楽しみで仕方なく、りーちゃんから目が離せないマミとダディなのです。