いつも親バカ全開のこのブログ、今回はのっけから親バカでさらに恐縮ですが…りーちゃんはこう見えて、記憶力がとても良い。時々、唐突に「◯◯したねえ」「◯◯だったねぇ」などと言っては、両親を驚かせる。以前のブログでも少しご紹介しましたね。


お兄ちゃんが寮に入る前だから、もう3年くらい前、家族揃って近所にカニを食べに行った時のこと。駐車場から店内に入る途中、ちょっとした上り坂があって、マミが見事に転んだ。家族全員で大いに心配したが、特に怪我はなく笑い話になった。


このレストランは我が家から車で40分ほどのところにあり、買い物などで出かける際に前を通ることもある。マミが転んで以降、りーちゃんはこの場所を車で通るたびに、「ママ、転んだねぇ」と言う。それもちょっと楽しそうに言うので、その度に家族みんなで大笑いである。


りーちゃんが気づいていない時は、ダディがりーちゃんに「ここでカニ食べたねえ」と話しかける。するとりーちゃんはすかさず「マミ、転んだねぇ」と返す。お決まりのネタのようになっているが、ちょっとイジワルな父娘である。


最近だと、クリスマスに飲んだ子供向けのシャンパンのようなジュースのこと。りーちゃんは大いに気に入ったようで、飲み物の話になるとそのジュースの名前を挙げる。そして「たいへんだったねぇ」と付け加える。クリスマスイブに開けた際に炭酸があふれ出てしまいマミが慌てていたのを、よく覚えているのだ。


あとは年始に発生した、ハンバーグの爆発。「お兄ちゃんが、ハンバーグ、とんじゃったねぇ」と時々話している。その当時はお兄ちゃん自身がかなりびっくりしていたが、りーちゃんも大いに驚いたのだろう。強く印象に残っているようだ。


食卓を囲みマミとダディがインフルエンザの大流行について話していたときのこと。クリスマスイブに罹患したお兄ちゃん以外は全員、予防接種をしていたので今のところ無事だ。りーちゃんに、「ちっくんしたからだねぇ。頑張って良かったねぇ」と言うと、りーちゃんは「あああぁ」と苦しそうな声を出しながら、左腕を押さえ始めた。「ちっくん」の痛い記憶も、よく覚えていたようだ。


こんな風にいろいろな出来事をしっかりと覚えているりーちゃん。これからもたくさんの思い出を残せるよう、イベント盛りだくさんで暮らして行きたいと思うマミとダディなのです。