少し前のことだが、りーちゃんは支援学校で遠足に行った。

 

目的地は市内の水族館である。支援学校は人数が少ないので(りーちゃんのクラスは6名で、学年は3クラス)、何かと役割が回ってくる頻度も高い。この遠足では、終わりの言葉(だったかな?)を言う係になっていたようで、連絡帳によると無事に役割を済ませることができたようだ。

 

事前に遠足のしおりのようなものを手作りしていて、それを学校から持って帰っていた。見て回る生物を事前に調べて、実際に見たらシールを貼る、という手順になっていて、遠足のあと、該当ページにシールが貼られていた。

 

りーちゃんのしおりには、2種類の生物の写真があり、その上にそれぞれの名前がりーちゃんの文字で書かれている。一つは「ふくろももんが」であり、これはすぐにわかる。しかしもう一つは「かるぼなんだす」と書かれてあり、マミとダディは「なんだろう?」と悩んでしまった。

 

もしかしたらりーちゃんが何か違う生き物と部分的に間違えたのかな、とも思いながら調べてみると、実際にそういうお魚がいるではないか。オーストラリアとかオセアニアに生息しているという。普通に個人で水槽で飼育したりもできるらしい。マミもダディも、まだまだ知らないことがたくさんありますなぁ。

 

遠足のあと、りーちゃんに「遠足、どうだった?」「楽しかった?」「何を見たの?」などと質問攻めにするマミとダディ。しかしりーちゃんからは、あまり具体的な返答はない。とはいえ「楽しかった?」と聞かれて「うん!」と答えていたし、「おべんと、たべたね」などと言っていたので、おそらく楽しい遠足だったのだろう。

 

ところでりーちゃんはタコが大好きで、2年ほど前に大阪に行ったときに食べたたこ焼をきっかけに大好物になった(なおりーちゃんは、たこ焼はタコだけをほじくり返して食べて、周りの部分は食べない)。その後、家族で水族館に行ったときは、大きな水タコの水槽に張り付いて、長らく動こうとしなかった。「おいそそうだなぁ」などと思っていたかどうかは定かではないが、今回も水族館ということで、動かなくなってご迷惑をかけたのではないかと心配になるマミとダディである。

 

後日、機会があったので先生に確認してみると、動かなくなったりしゃがみこんだりして困ったことはなかったとのことだった。親としては、ホッと一安心である。

 

 

これはわかるんですが・・・。

 

これは知りませんでした!