以前のブログでもご紹介したが、りーちゃんの朝はいつもバタバタである。


支援学校のバスで通学しているりーちゃん。集合場所までは自転車で、たいていはダディが連れていく。ダディが仕事の関係などで難しい時はマミが送る。家の出発が遅れると、バスを追いかけて必死で自転車を漕ぐハメになるのだが、4月の入学以来、バスを追いかけるケースは数えるほどしかなかった。


それが今週は、ダディが2回、マミが1回、追いかけている。だいぶ涼しくなったのでまだマシだが、真夏の暑い時期なら朝から汗だくになっていたことだろう。


これまでよりも遅れ気味になっている理由はハッキリしないのだが(←いやいや、ちゃんと検証しないとまた遅れるぞ)、りーちゃんを起こすのが遅れ気味なのかもしれない。朝はりーちゃんに服を選ばせることで時短に繋がっているのは以前ご紹介した通りだが、それでもバタバタしてお着替えが中途半端になることも多い。


そんなある日の朝、やはりズボンもシャツもちょっと中途半端に着ていたので、りーちゃんが靴を履こうとしゃがんだ際に、腰の辺りからオムツがチラ見えしてしまった。ダディが思わず「これ、恥ずかしいやつ、なんて言うんだっけ…。ハミパン?」と言ったそばから、自ら訂正を入れる。


「いや、オムツだからハミオムか。」


これにはマミも大爆笑。「ハミオムは困るね」と言いながら慌ててお姉さんシャツの裾をズボンに入れたのだった。


さてさて、今週は数少なかった、余裕を持ってバスの集合場所にたどり着いたまた別のある日。一緒にバスに乗る一つ上のお兄ちゃんは、孫悟空が大好き。バスを待つ間、「かめはめは〜!」と言いながらマネをしている。それを見たりーちゃんも仕草をマネし始めた。


しかし「かめはめは」を知らないりーちゃん。ビームを出す仕草をしながら発した言葉はなんと、


「あろは〜」


これにはお兄ちゃんもそのパパさんも大笑い。りーちゃんの「あろは」は、ビームじゃなくて南国のお花が舞い上がりそうだ。


いや、それじゃ手品になっちゃうか…。