このテーマでブログを書かせていただくのは4回目。これまでは、たいして痛くもないのに「○○がいたーい」と言ってみたり、体調不良でもないのに「しゃーしゃーりー(調子悪い)」と言ったりして、逆に本当に不調の時は何も言わない、などというエピソードをご紹介してきた。

 

先日りーちゃんは学校で転んでしまったそうで、連絡帳にその旨書かれていた。同日、デイサービスから戻ったりーちゃんに付き添ってくれた先生も、「左ひざが痛いと言っています」と報告してくれた。よく見るとりーちゃんの左ひざが赤くなっている。ただ、傷にはなっていないし出血などした跡もない。

 

この時以来、今朝までの数日、りーちゃんは事あるごとに膝が痛いとアピールする。

 

朝、学校に行く際には自転車まである程度の距離を歩いたり、階段を下りたりするが、下手をすると玄関を出る前から膝の不調をアピールし、自転車置き場にたどり着くまで延々とそれが続く。なので歩くスピードも遅いし、ダディはバスに間に合わなくなるのではないかと毎朝のようにハラハラしている。

 

マミとダディは、ちょっとした伏線があると思っている。というのも、ダンス教室に一緒に通っているお友達が、膝を怪我したらしいのだ。思ったより重症のようで、お友達は前回のレッスンでは座ったまま、上半身だけで踊っていた。行きも帰りも周りの大人に心配されているお友達を見て、りーちゃんも自分が膝を怪我すればたくさん心配してもらえると思っていたのではないか。

 

りーちゃんの性格と膝の様子を考えるに、わざと転んだとは思えないのだが、たまたま転んでしまったことで、このお友達のことを思い出したのかもしれない。私も膝が痛いから、たくさん心配してもらえるだろうと。

 

そんなこんなで今朝のりーちゃんは、またしても朝早く起きて遊んでいた。朝ごはんは普通に食べたが、出発の時間の頃には眠くなってしまったようで、歯磨きしようね、と言われるとゴロンと横になってしまった。

 

半ば無理やり歯磨きをして、なんとかうがいと靴を履くところまではできたのだが、終始、膝を痛そうにしている。その様子は自転車に乗っても続き、集合場所に着いてもまだ不調を訴えていた。お友達への挨拶もなんだか適当である。

 

ところがだ。いざバスに乗る順番になると、なんと嬉しそうにジャンプしているではないか。階段を上がりバス内の通路を歩いている時もジャンプしているのを、ダディは見逃さなかった。お決まりの席に座ると、それまでの態度と打って変わって、ニコニコしながらダディにサインを送り、投げキッスなどもしている。

 

これを、切り替えが早いとか上手とか言ったら良いのだろうか…。しかし元気な様子を見て、やはり膝はたいして痛くないのだと確認できたので、まあヨシとしましょうかねぇ。