このブログを始めてから2回目の記事「りーちゃんのお言葉」で、りーちゃんが勘違いして覚えている言葉などについて書かせていただいた。また、前回の「はずかしかしかし」のように、語尾が繰り返しになってしまう言葉もたくさんある。
ただ、一部の言葉については、りーちゃんの発する言葉が正しいものに変わりつつある。これもりーちゃんの成長なのだろう。
例を挙げると、「アスパゲッティ」は「ア」がとれて普通に「スパゲッティ」になった。りーちゃんはミートソースやナポリタンなど、トマトソース系のスパゲッティに目がなく、それゆえに正しい単語を覚えたのだろうか。
また、自転車に乗るときに頭にかぶる「へんめると」も、最近になって「ヘルメット」となった。安全第一、誤解があってはいけないと、りーちゃんなりに気をつけたのだろうか。
その一方でマンションにある「えべれーたー」は、まだ修正されていない。しかしこれも時間の問題で、いずれりーちゃんの頭の中で修正されるのだろう。
実はマミもダディも、「へんめると、かわいいねぇ」などと親バカ全開で全肯定だったので、訂正する気は全くなかった。しかし学校やデイサービスに行ったり、YouTubeを見たりしていれば、当然、正しい言葉に触れる機会も増える。こうして、間違えて覚えていたものがどんどん正しい単語に置き換えられるのだろう。親としては成長が嬉しい反面、ちょっと寂しさもある。
言葉以外の面での成長は、エスカレーターに乗るのがスムーズになったことだ。以前、と言ってもほんの1か月前くらいまで、りーちゃんは下りのエスカレーターに乗るのが苦手で、ダディに両脇を抱えてもらわないと乗ることができなかった。上りであれば手をつなぐだけで乗ることができていたのだが、下りは怖く見えるのだろう。なかなか克服できていなかったのだ。
しかし先日、映画を見に行った日は、手をつなぐだけで下りにも乗ることができた。何の前触れもなく急にできるようになったので、マミもダディもびっくりして、またまた大げさに褒めたのである。
ちなみにこの日に見た映画は「インサイドヘッド2」だったが、りーちゃんはなぜか「みすたーぽてとへっどへっど」と言ってしまう。同じディズニー/ピクサーとはいえ他の映画のキャラクターが混じりに混じってしまっている。
「ダウン症の子はゆっくり成長します」と生まれた時にお医者さんから言われたのだが、まさにその通り、りーちゃんの成長は一進一退。そのせいか、急にあれこれできるようになってしまうと、逆にびっくりしてしまうマミとダディなのでした。