だいぶ初期の頃のブログで、りーちゃんは活舌がわりと良く、英単語をよく覚えていて発音も得意で、学校の先生に驚かれたりする、ということを書かせていただいた。

 

その後もりーちゃんの英語熱はなかなか高く、当初は野菜や果物、動物などが中心だったが、最近は少しづつながら体の部位も英語で言えるようになった。おメメを「アーイ」などと上手に発音すると、なんだか「愛」を感じてとってもかわいらしいりーちゃんである(親バカですみません…)。

 

このとばっちり(?)を受けているのが、夏休みで帰省中のお兄ちゃんである。少し前の三者面談で、大学生になったら留学したい(行きたい大学には留学制度があるらしい)、などと言ってしまったからなおさらだ。マミはしばしば、「りーちゃん、英語の発音が上手ね~。お兄ちゃんより上手だよね~」などとお兄ちゃんの面前で言っている。

 

ちなみにお兄ちゃんの英語の成績は、高校では中の中くらいだろうか。国語は一時期、かなり壊滅的だったからそれよりはマシかな。マミは高校時代、ダディは大学時代に留学経験があるので、留学したいという希望はその影響なのかもしれない。ダディは今も仕事で英語を使う機会があるので、お兄ちゃんは英語の勉強で何かわからないことがあるとたいていダディに聞いている。

 

実は先日、某英語圏の国にいるダディの友達が日本に来ていたので、お兄ちゃんはダディと一緒に会いに行った。お兄ちゃんが赤ちゃんの頃に会ったことがある人だ。この友達は日本語もある程度話せるのだが、お兄ちゃんは片言の英語で果敢に会話にチャレンジしていた。

 

そんなこんなで、とある朝。きっかけが何だったか覚えていないが、またしてもりーちゃんの英語の発音の話で、お兄ちゃんより上手だよね~と絶賛(というよりお兄ちゃんディス?)するマミ。「スイカって言ってごらん。留学したいんでしょ」と振られたお兄ちゃんは、「いいよいいよ、りーちゃんのほうが発音うまいから。わかったわかった」と恥ずかしがって言わない。

 

そこに不意にダディが「じゃあ、きゅうりは?」と振ると、つい答えてしまった兄。

 

「きゅーかんべりー」

 

・・・どこの美味しそうなフルーツだよ!と笑い転げるマミとダディ。改めて正解を告げられて、「いやいや、それくらいの間違い通じるでしょ!」とわけのわからない釈明をしていた。

 

まあ留学すれば、いやでも自然に覚えるだろうけどね。しかしその前にある程度英語の成績が良くないと、留学はさせてもらえないかもねぇ。