【水島総】白票は反日票【国守衆】 | 独立直観 BJ24649のブログ

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 前回の記事で、チャンネル桜の水島総が、今回の参院選に「国守衆」なる名前を書いて投票するよう呼び掛けていることを紹介した(https://ameblo.jp/bj24649/entry-12493190771.html)。

 これは、実質上、白票の呼びかけであり、無効票の呼びかけである。

 月の猫さんは、「ちゃんと投票しないやつは政治にあれこれ言う権利はない」、つまり、水島には政治言論の資格なしと、厳しく批判する(https://ameblo.jp/qjs-qjs/entry-12495214368.html)。

 付言すれば、無効票の投票を呼び掛けるほど投票先がないのであれば、自分で投票の受け皿を作ればいい。

 そのために彼は国民保守党を設立したのだから(https://khtokyo.jp/)。

 選挙に候補者を立てるために政党を作っておきながら候補者を立てず、白票の投票を呼び掛けるとは、前回の記事で述べたとおり、特にチャンネル桜は参院選に出ることを示唆していたことを合わせて考えると、支離滅裂のように思える。

 平成26年の都知事選で抱かせた期待を裏切ったようにしか見えない。

 まさに「チャンネル錯乱」である(https://ameblo.jp/scorpionsufomsg/entry-12115401989.html)。

 水島は無効票の投票を呼び掛けているのであるが、あえて言おう。

 かかる振る舞いは反日の策動であると。

 

 


 

 

 

 

 今回の参院選において、社民党(社会民主党)の存亡がかかっているのは周知の通りである。

 社民党は、保守系の人であれば、旧社会党を受け継ぎ、憲法改正に反対し、拉致問題解決を妨げ、反日政党だと認識しているだろう。

 また、私としては、社民党と山本太郎が率いるれいわ新撰組は、有権者にとってほとんど同じに見えるのではないかと思う。

 新鮮みのあるれいわ新撰組の方が期待感があり、社民党の票を食うであろう。

 社民党は政党要件を失う崖っぷちにある。

 政党要件を失えば、旧日本のこころのように、メディアへの露出は激減し、資金的に苦しくなり、消滅すらあり得よう(日本のこころは平成30年11月1日に自民党と合併して消滅。https://www.sankei.com/politics/news/181016/plt1810160016-n1.htmlhttps://twitter.com/nipponkokoro)。

 

 

 

「【野党ウオッチ】社民党は「政党」であり続けられるのか 崖っぷちの参院選」 産経ニュース2019年7月8日

https://www.sankei.com/premium/news/190708/prm1907080008-n1.html

 

「 令和最初の国政選挙である第25回参院選(21日投開票)で、社民党はかつてないほどの「負けられない戦い」を強いられている。7人の候補を擁立したが、結果次第では公職選挙法上の政党要件を失う恐れがあるためだ。国政選挙で不利益が生じかねないが、不思議と政党交付金は今回の結果に関係なく令和4(2022)年まで支給されることが決まっている。政党要件の定義が公選法と政党助成法などで違うことが理由だが、一体どういうことか。

 「瀬戸際、崖っぷちの戦いであり、正念場の戦いでもある。結党以来、憲法を守ることを党是としてきた社民党。国政政党として、これからも国会で働かせてほしい」

 社民党の吉川元(はじめ)幹事長は参院選が公示された4日午前、東京・新宿のJR新宿駅南口で第一声を上げ、まばらな聴衆に切々とこう訴えた。

 危機感の根底には厳然たる「勝敗ライン」が横たわる。公選法上の政党要件として、(1)国会議員5人以上(2)直近の衆院選または参院選で、選挙区か比例代表の得票率2%以上-のどちらかを満たさなければならない。

 前身の社会党時代に衆院だけで最大160人超の議員を擁した勢いは、もはや見る影もなく、達成は容易ではない。所属議員は、今回改選ながら出馬しなかった又市征治党首(74)=当選3回=を除けば衆参両院でわずか3人だ。」

 

https://www.sankei.com/premium/news/190708/prm1907080008-n2.html

 

「 又市氏は、肺がんの手術で右肺下半分を切除し、健康不安から4選への挑戦を見送ったとみられる。党首として来年2月までの任期は全うする考えだが、トップが国会議員でなくなることは間違いなく党全体の士気に影響する。

 得票率も厳しい。前回の平成28年参院選こそ比例代表は2・74%とかろうじてクリアしたが、29年衆院選は選挙区(1・15%)と比例代表(1・69%)のいずれも基準に達しなかった。

 現在は28年参院選の比例「2%以上」でかろうじて政党要件をクリアしている状態なのだ。

 社民党は今回、改選数4以上の東京、神奈川、愛知の3選挙区に1人ずつ、比例代表に4人の計7人を擁立した。うち5人が女性で「3議席以上獲得」「比例得票率2%以上の確保」を目標に掲げる。

 ちょうど30年前に40議席超を積み上げて与野党逆転をなす大勝を果たし、土井たか子社会党委員長が「山が動いた」と表現した平成初の参院選と比べれば、隔世の感がある。

 目標を達成できなかった場合、歴史ある国政政党の看板に響くだけでなく、今後の国政選挙を戦う上で不利を余儀なくされる。衆院選で選挙区の政見放送は政党でなければ参加できず、事務所設置や選挙カーの使用、ビラ配布、ポスター掲示は政党の分がなくなり、候補者個人に限られる。

 

https://www.sankei.com/premium/news/190708/prm1907080008-n3.html

 

「 一方で資金面は、今回の選挙結果によって即座に苦境に追い込まれるわけではない。

 政治資金規正法と政党助成法は、政党の定義を(1)国会議員5人以上(2)国会議員1人以上、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で、比例代表または選挙区の得票率2%以上-のどちらかに該当する政治団体としている。

 公選法と異なるのは、得票率について前々回の参院選まで含めている点だ。今回の参院選が終われば、前々回は2%要件をクリアしている平成28年参院選となり、3年後の令和4年参院選までは政党として適用を受けられるというわけだ。

 ただ有権者には分かりにくい。

 法律によって政党要件が異なる点について、日大法学部の岩井奉信(ともあき)教授は「整合性が取れていないのは問題だ。国会のご都合主義のようにも見える」と指摘する。岩井氏は「政党交付金の原資は税金であり、有権者が納得できるよう得票率の規定は公選法に合わせて一本化すべきだ」とも語る。

 仮に政治資金規正法上の政党要件を失えば、会社や労働組合からの寄付を受けられなくなる。個人からの寄付の年間限度額も、政党は2千万円だが、政治団体は1千万円に減額する。

 

https://www.sankei.com/premium/news/190708/prm1907080008-n4.html

 

「 政党助成法上は、政党だった期間に応じて政党交付金の金額をもとに算出する「特定交付金」が出る。政党要件を失った「日本のこころ」に平成29年、4109万円が交付されたが、億単位の政党交付金に比べれば圧倒的に少ない。

 いずれにしても今回の参院選が、社民党の命運を左右する「天王山」であることは間違いない。

 吉川氏は4日夜のNHK番組で、村山富市元首相から「とにかく前に進め」と激励されたことを明らかにした。選挙後に見せるのは笑顔か、それとも…。」

 

 

 

 政党要件の規定は、ググっても意外と分かりにくい。

 上記産経ニュースの「得票率2%以上」は有効票の2%なのか、それとも無効票を含めて全体の2%なのか。総務省の説明を見ても書かれていない(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seitoujoseihou/seitoujoseihou02.html)。

 後者であれば、無効票を投じても、社民党の得票率を減らし、同党に打撃を与えることができる。

 が、残念ながら(?)、前者の、有効票のみで計算するのが実際のところだ。

 有効票を投じないと社民党に打撃を与えることはできない。

 無効票の呼びかけは、社民党を庇うということと同義である。

 

 

 

「政治資金規正法」

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC1000000194

 

「(定義等)
第三条 この法律において「政治団体」とは、次に掲げる団体をいう。
一 政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対することを本来の目的とする団体
二 特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又はこれに反対することを本来の目的とする団体
三 前二号に掲げるもののほか、次に掲げる活動をその主たる活動として組織的かつ継続的に行う団体
イ 政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対すること。
ロ 特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又はこれに反対すること。
2 この法律において「政党」とは、政治団体のうち次の各号のいずれかに該当するものをいう。
一 当該政治団体に所属する衆議院議員又は参議院議員を五人以上有するもの
二 直近において行われた衆議院議員の総選挙における小選挙区選出議員の選挙若しくは比例代表選出議員の選挙又は直近において行われた参議院議員の通常選挙若しくは当該参議院議員の通常選挙の直近において行われた参議院議員の通常選挙における比例代表選出議員の選挙若しくは選挙区選出議員の選挙における当該政治団体の得票総数が当該選挙における有効投票の総数の百分の二以上であるもの」

 

「公職選挙法」

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100

 

「(開票立会人)
第六十二条 公職の候補者(衆議院小選挙区選出議員の選挙にあつては候補者届出政党第八十六条第一項又は第八項の規定による届出をした政党その他の政治団体をいう。以下同じ。)…」

 

「(衆議院小選挙区選出議員の選挙における候補者の立候補の届出等)
第八十六条 衆議院(小選挙区選出)議員の選挙において、次の各号のいずれかに該当する政党その他の政治団体は、当該政党その他の政治団体に所属する者を候補者としようとするときは、当該選挙の期日の公示又は告示があつた日に、郵便等によることなく、文書でその旨を当該選挙長に届け出なければならない。
一 当該政党その他の政治団体に所属する衆議院議員又は参議院議員を五人以上有すること。
二 直近において行われた衆議院議員の総選挙における小選挙区選出議員の選挙若しくは比例代表選出議員の選挙又は参議院議員の通常選挙における比例代表選出議員の選挙若しくは選挙区選出議員の選挙における当該政党その他の政治団体の得票総数が当該選挙における有効投票の総数の百分の二以上であること。」

 

 

 

 上記産経ニュースによれば、「(社民党は、)資金面は、今回の選挙結果によって即座に苦境に追い込まれるわけではない。」とのことではある。

 しかし、苦境にまで追い込めずとも、今回の選挙結果によって資金的打撃を与えられる可能性はある。

 供託金の没収である。

 公職の選挙に立候補するには供託金が必要であり、一定割合以上を得票しないと没収される。

 供託金没収の計算も、有効票が基準となる(公選法92,93条)。

 無効票を投じても、社民党の供託金の没収には繋がらない。

 有効票を投じるだけで、社民党を苦しめることができる。

 供託金没収の点でも、水島の無効票投票の呼びかけは、社民党を利する振る舞いである。

 

 

 

「供託金について」 大田市HP

https://www.city.ohda.lg.jp/ohda_city/city_organization/17/3702

 

「被選挙人(=候補者)が公職選挙に出馬する際、選挙管理委員会等に対して寄託することが定められている場合に納める金銭もしくは債券などのことです。

供託金は原則として現金または債券で供託することになっており、公職選挙法第92条に基づき、町村議会議員を除く被選挙人は、供託所に供託をした上、立候補の届出に際し、供託を証明する書面(供託書正本)を提出することとなっています。

当選もしくは一定以上の結果を残した場合には供託金はすべて返還されますが、有効投票総数に対して一定票(供託金没収点)に達しない場合は没収されます。没収された供託金は、国政選挙の場合は国庫に、地方選挙の場合はそれぞれの地方自治体に帰属することになっています。

2002年の公職選挙法改正時における供託金の金額および供託金没収点は、以下のようになっています。(同法92条、93条)。

 

■日本の公職選挙における供託金の金額

 

 

※ 参院選の選挙区について、条文上は、「通常選挙における当該選挙区内の議員の定数をもつて有効投票の総数を除して得た数の八分の一。ただし、選挙すべき議員の数が通常選挙における当該選挙区内の議員の定数を超える場合においては、その選挙すべき議員の数をもつて有効投票の総数を除して得た数の八分の一」となっている(公選法93条1項)。

 

 

 

 水島総は、チャンネル桜のバナーのないブログは外国勢力の影響を受けているなどとしている(http://yumikw.blog.fc2.com/blog-entry-144.html)。

 一体どういう言い種なのか(チャンネル桜的には「草」か。http://yumikw.blog.fc2.com/blog-entry-241.html)。

 己は社民党という反日政党を生きながらえさせる投票を呼び掛けているではないか。

 国政選挙の投票で反日勢力を利するなど、反日活動の最たるものだろう。

 水島が政党要件や供託金没収の制度を知らないはずがない。彼は長年にわたり政治言論をし、選挙にも携わっている。というより、社会常識の範疇とさえ言える知識だろう。

 水島はこれらの制度を知った上で無効票の投票を呼び掛けている。知らなかったらそれはそれで冒頭に述べたように政治言論の資格を疑われる。知らないことは言い訳にならない。

 無効票に自公連立解消に資する利点などあればまだしも、それも見出せない(https://ameblo.jp/bj24649/entry-12493190771.html)。

 「国守衆」?

 バカバカしい。

 水島総・チャンネル桜の自己満足・自己顕示欲という私利私欲が満たされるに過ぎない。

<追記> 愛国っぽい物言いで反日に手を貸させるとは、何たる詐術。<追記ここまで>

 「国民保守党に投票をお願いします。」と言えない虚しさよ。 

 この度の無効票の呼びかけは、それを取り繕おうとする苦し紛れであり、保守言論的に非常に悪質だと言えるだろう。

 

 

 

 今回の参院選、投票に行き、有効票を投じましょう!!!

 あなたの持つ一票は、社民党を追い詰める一票です!!!

 水島に唆されて無効票を投じて反日勢力を利してはダメです!!!

 「共産党ダメ絶対」もよろしくお願いしますm(_ _)m