こんばんは。
Bizwoman.next です。
突然ですが、この本を読んだことはありますか?
「妹たちへ 2 生き方に迷う、あなたに今伝えたいこと」
数年前、私はこの本を読んで、
自分が仕事を通してやりたいこと、成し遂げたいこと、なりたい姿を考えてみました。
人生の大先輩の女性17名が、男社会まっただ中で、どう生き抜いてこられたか。
今とは比べものにならないほど、社会で女性が働くことが難しかった時代に、
何を感じ、どうのように選択してきたかが書かれています。
当時の私は、研究開発職として何か物足りなさをごまかしながら、
日々過ごしていく中で、ずっと疑問を抱きながら苦しんでいました。
「私がやりたかったことって、これなんだっけ」
「3年後、5年後、10年後のなりたい自分の姿がわからない」
男性が多い会社では、若手の女性研究者は会社も大事にしてくれますし、
悪い処遇を受けていたわけではありません。
そんな中でも物足りなさを感じ、この本を読んで、
女性がまだ今ほど平等に扱われていない時代の中で必死に駆け抜けてきた、
大先輩方のお話を知りました。
本を読んでまず一番に感じたことは、
「このような先輩方の努力があったからこそ、女性が社会に必要とされ、認められ、
平等に働ける社会が構築されつつある」
ということです。
そして、そんな恵まれた時代の中に生まれて、
自分が物足りなさを感じて日々過ごしていることを恥じる気持ち にもなりました。
なに、贅沢を言ってるんだろう。
大企業で、男性と平等に働けているだけありがたいんだから、精一杯やらなければ…と。
でも、すぐにこう思うようになりました。
大先輩方が築きあげてくれたこの道を歩むように、
今の私が未来の後輩たちにどんな道を築いてあげられるだろう と。
この毎日の物足りなさにモヤモヤする気持ちを忘れて、精一杯頑張って、
大企業の中でキャリアを形成していくことが、未来の女性たちの道しるべになるのだろうか。
もちろん、大企業の中でキャリアを形成していく女性を否定するわけでは全くありません。
ロールモデルの1つの形として、非常に重要な存在です。
もっと他のロールモデルも作れたら、色々な働き方を女性が選択できるのではないか。
そう思い、週末起業を始めました。
自分自身で1円でも稼ぐことを実践せずにコンサルタントになることが嫌だったので、
本業を抱えながら、サロン運営やネットショップも経験し、利益を出してきました。
もちろん、今後もそれらは続けていきたいと思います。
自分の理論が正しいかどうかは、実践しないと証明できないし、
自信をもって人に薦めることができない性格なんです。
そして、何より、考えたビジネスモデルを自分自身で検証することは、
とても楽しいことだと思うからです!
私自身の成功したこと、失敗したことの経験と、
企業での新規ビジネスの立ち上げの経験を踏まえて、起業支援をしていきたいなって思っています!
もっとロジカルに!賢く!起業する女性のために。
Bizwoman.next