「明日やろうは、バカ野郎」
大ヒットドラマ「プロポーズ大作戦」の名言であり、私の心にグサッと刺さる言葉の１つです
そんな私が今回ご紹介したいのは、
『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』藤井達蔵（青春出版社）です。
年を重ねるにつれて新しく何かを始めることへ腰が重くなっているなあ…と、
ここ最近特に思います。
「資格を取りたい」「語学を学びたい」「痩せたい」「社会人サークルに入りたい」等など……
仕事に直結するものから、プライベートな内容まで
「やりたいこと」は沢山あるものの、なかなか手を付けられずにいます
この本では、たった10秒のマインドチェンジで行動力を上げるコツが集約されています
「10秒で何かをする」ということ自体に高いハードルを感じてしまった私でしたが、
読み始めてみると、
「こんなことでいいのか」と思えるほど小さなコツがちりばめられていました。
今回は、なかなか取りかかれない私の後ろ向きなマインドと、
これなら私でもできそう！と思えたポイントを一緒にご紹介します
●「まだ時間はある」と思ってしまう
→完了の締め切りだけでなく、取り掛かる日の締め切りを決める
思い返すと、「この日くらいから始めれば終わるかなあ」と考えることはあっても、
「この日までには絶対に始める！」と決めたことはありませんでした。
10秒でタスクに取り掛かることはできずとも、取り掛かる日付をすぐに決めることで、
たった10秒で前進した気がします
締め切り日だけでなく、取り掛かる日付もスケジュールに記入しようと思いました。
●失敗を考えてしまう
→絶対に失敗しない小さな1歩から始める
その小さな1歩を、著者は「図書館の開館日を調べる」「パソコンの電源を入れる」等を
例に挙げています。
これなら失敗のしようもないけれど、何もしないよりは確実に目的に近づいています。
例に挙げられた行動を前進の1歩として数えたことはありませんでしたが、
今後はタスクをより細分化して考えることで「行動できた自分」を見つけたいです。
●モチベーションに起伏がある
→「気分」は選択できるということを知る
多くの人は気分はコントロールできないと思っているが、
『感情表現の3要素（表情・動作・言葉）』で気分は切り替えられると言います。
明るい表情で、前向きな動作をして、勇気が沸く言葉を声に出す。
10秒もかからないで実践できる行動で、いやな気分は吹き飛び、
気持ちがいい心が白紙の状態になれるのです。
私は一人暮らしのため自宅で言葉を発すること自体が少ないので、
積極的に声に出していこうと思いました。
具体的な行動から、ちょっとしたマインドの持ち方まで、
すぐに行動できるようになる沢山のコツが挙げられているので、
きっと自分にハマる良いヒントが得られると思います
現状を少しでも変えたい、、そんな方にお勧めの1冊です
（電話秘書スタッフ 大野）
