こんにちは。

桑原通夫です。

 

お金で仕事をしている人達は

当然のことながら考え方自体が

金融機関寄りになります。

 

一般の人達よりもお金に関する

情報にも詳しく、

社会情勢にも敏感です。

 

一方、金融機関で働く人達には

制限が課せられています。

 

銀行や証券会社の役職員に対しては、

金融商品取引法や

金融商品取引業等に関する内閣府令・・

 

日本証券業協会の協会員の

従業員に関する規則・・

などによって、投資行為の一部が

制限されています。

 

一例として・・

銀行や保険会社で働く役員や社員が

投機目的で有価証券の売買などは

出来ません。

 

業務上で様々な企業の内部情報が

入ることもあり、

 

銀行マンや証券マンが

株式投資をすれば・・簡単にお金が

稼げてしまいそうですよね。

 

しかしそれをやれば・・インサイダー取引に

該当することになり、罰せられることになります。

 

するとその人は金融機関で働くことが

できなくなります。

 

という事で、銀行マンや証券マンでも、

例え豊富な知識があったとLしても

株式投資で簡単に儲けられないように

なっているのです。

 

ところで来月から新札が出回ります。

何故?そんな一見無駄そうなことをやるのか・・

 

偽札が出回るのを防ぐため・・とか

色々な理由があるようですが

 

新札が出る時のコストは

業者にとってはお祭り騒ぎのイベントに

当たるそうです。

 

現に自動販売機や券売機メーカーには

製品の注文が殺到・・

受注をストップしているところもあるようです。

 

お札の入れ替えは20年に1度ぐらいの割合で

行われるもので、経費は掛かりますが、

その分景気の浮上にも、期待されるものです。

 

そして今回は・・お金の大きさ(サイズ)が

全く同じだから、新札対応の機械のコストも

少なくて済む・・そうです。

 

そして今後・・20年後には

殆どがキャッシュレス決済に

なっているだろう・・という事で

 

今回が、最後の新札発行になるのでは・・

とささやかれています。

 

という事でお札はどんどん減っていくだろう

と見られています。

 

お金については誰もが興味を持っていますが

特に金融機関で働く人たちは

お金のプロ‥と見られていますが

 

残念ながら、運用の仕方はわからない・・

事務処理は得意でも

運用は別物だそうです。

 

そして色んな金融商品も

クオンツと呼ばれる人たちが

考案し・・

それを金融機関に売っている・・

という事です。

 

金融工学という言葉もあるように

学者たちが考え出した金融商品には

怪しいものも多く、

 

金融機関で働く人たちもだまされる・・

というより、理解できないまま取り扱ったりする

こともあるようです。

 

結局サブプライムローンも

クオンツファンドも・・うまく行かなかった・・

 

サブプライムローンは、

サブプライムローンは、米国で2004年頃から

不動産ブームを背景に急速に普及しました。

 

借入れ当初の数年間は金利が低めに設定されて、

その後、金利が高くなる頃に、

値上がりした住宅・不動産を売却して

 

借入れを返済したり買替えたりする

というように、

不動産価格が上昇することを前提として

利用されていました。

 

複雑な工学技術を用いて証券化され、

米国の内外を問わず、多数の金融機関に

購入されていたため、

 

不動産価格が下落し住宅ローンが不良債権化

するにつれ、

2007年夏頃よりいわゆる

サブプライムローン問題・・が起きたのです。

 

クオンツは理工系出身者が大半を占めており、

数学・物理学の修士号や

プログラミングスキルが備わっていないと

難しい世界といわれています。

 

それほどまでに高度な数理的能力と同時に

金融知識の両輪が求められます。

 

クオンツファンドでは、高度な数学的

テクニックを駆使し、

運用に携わる人間の相場感を一切排除し、

金融市場や経済情勢などの大量データを

 

コンピューターで分析してつくられた

「数理モデル」に従って運用する

投資スタイルのこと・・だそうです。

 

人間の直感・感情・立場にとらわれず

機械的な判断を下すことにより、

 

自分が取引している金融商品が高い確率で

利益を得られるようにも思えますが、

やはりどんな仕組みも完璧なものは

ありませんでした。


クオンツの運用面の弱点として

指摘されるのは・・

 

過去のデータに基づくので市場環境の変化

や想定外の事態など)に弱い・・

運用ルールが硬直的である・・

他者に真似されやすい・・

 

と言ったことが上がっています。

 

お金に関しては痛い思いもしながら

自分で知識を身に付けていく以外

簡単に増やせる方法など無い・・

という事でしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。