この一週間の琵琶湖は6月16日からの計画水位マイナス20cmに向けて瀬田川洗堰の放流量は200t以上の日が続いています。さらに11日は烏丸半島沖、12日~13日はカネカ~若宮沖で藻刈りが行われた影響で濁りが流れや風によって広範囲に広がっています。水温もあまり上昇せず13日の時点では南湖の沖は概ね22度~23度台となっています。14日10時現在の洗堰放流量は220tとなっています。

 

南湖の釣果に関しては傾向としては先週と大きく変わらずという感じで引き続き難しい状況が続いています。基本的には浚渫エリアやミオ筋などの地形変化、魚礁や沈船などの沈み物、取水塔や一文字等のマンメイドストラクチャーなどをベースに小アユ、ハスの反応、濁りの有無等でのルアーセレクト、あとはタイミングという釣り。フラットエリアに関しては場所によってはカナダモ系、エビモ、ササバモ等が伸びて密度が濃くなっている所もあり、そういう場所ではネコリグやダウンショット、ノーシンカーなど食わせの釣りを中心に良いサイズを連発している人もいます。ただこういうスポットは非常に小規模のため探すのが難しく先行者がいると釣りにならないので、週末アングラーや月一~月二のアングラーの方は、小アユやハスの有無を基準にエリアを選び、ある程度時間をかけてタイミングを待つ・・・という釣りの方が良いのかもしれません。


この週末、特に明日15日土曜日は雨と強風で大荒れの天気になる予報が出ているので、状況は激変するかもしれません。