今日は名曲の日ですね。
卒業式のシーズンでもあり
旅立ち、を匂わせるには充分な季節。
高校の卒業式は大切な用事と重なってしまって
出席できず、クラスメートからの鬼電が
すごく記憶に残っていたり。
誰にも伝えずに休んだから
心配してくれてたのかな、
なんて思い出したりね。
爽やかで、それでいていろんな香りも強くて、
感情も感動も全ての感覚を綯い交ぜにして
今思い出せば一瞬で終わった高校時代も
いい意味でも美化された記憶となって
心の中に刻まれているような、ね。
当時に聴いていた音楽を思い出しながら
記憶を紐付けて
今、という瞬間をようやっと生きています。
この歌を二十年後に聴けば、夢が解る。もうすぐさ。
そこには、あるんだ。永遠の気持ちが。
そこには、あるんだ。
そう、色褪せずに、自分自身を支える魔法が。
100s - 魔法を信じ続けるかい?
今思ってもだいぶ渋い曲聴いてたなあと。
普段はロックだパンクだメタルだと
とりあえず騒がしく激しい曲が好きで、
朝から晩まで聴きまくって
バンドしてっていう
音楽漬けの日々ではあったけど
13年経った今も変わらないところもあり
当時の感情も間違いなく生きている。
知り過ぎてしまった感情とか
知りたくなかった自分とか
目を背けたい現実とか
こうじゃないって思い続けてる
かつての未来だった今とか
結局のところ全部が全部、
今の俺でもあるけれど
それとてね、痴情のもつれという気持ちを
無理して噛み砕こうとして抱え続ける意味は
まったくないよなあ、と
身を焼かれるような気持ちを、
腹ん中焼き尽くされるような痛みを、
いつまでも自分の中で抱え込む必要なんか
本当はねえよなあ。
もういいよ、充分頑張ったよ。
義理は果たしたよ。
あらゆる方面に対して。
認めたくないとか失いたくないとか
そういう現実から目を背けた感情は
自分自身にはっきり申し上げるとすれば
もう意味を成さないものとなってしまったよ。
最後の最後まで、
俺自身で俺を傷つけることはないよ。
そういう考え方をしないと立ち直れないから。
彼女をそうさせてしまったファクターについて
俺が考える必要はないんだよ、
優しさではないよ、とね。
何回も何回も伝え続けてくれた友人にも
不義理になってしまうことなんだよ、と
これ以上筋を通さないことは
俺にはできないな。
通さなければいけない筋は多分、もうない。
カーテンコールには地獄を
なんてことを考えてしまう自分にも
ほとほと呆れながらだけれど
そんなことしたってなんの意味もない。
綺麗な記憶は綺麗なまま
好きだった、その記憶だけ手元に置いたまま
他のことはただ、過去に置いてくるだけにして
これからの未来について、ね
ゆっくり進み始めていかないとね。
ただ幕引きだけはしっかりと。
感情はほとんど帰ってきたから。
どん底の今だからこそ改めて、
幸せになるぞ、俺。
今日のおつかれBGM
BIGMAMA - 最後の一口