言葉にするのも野暮なような
そんな気持ち

多分ね、ずっと欲しかった言葉
ずっと欲しかった気持ち
ずっと途切れなかった感情

そんなものなのかな
言葉では表せないものなんだね

言葉にしようとすると
どうしても陳腐で軽くなってしまうもの
例えばそれが本心からくるものだとしても。

だからね、きっとこれからも
この気持ちも含めて
言葉の重さとかそんなこと気にして
大切なこと、伝えたいこと
伝えなきゃいけないことですら
俺は口に出すことを憚ると思う

もし仮に、口にすることがあるとするなら
それは本当に、その瞬間なんだと思う


…日本語って難しいね、瞬間を切り取れば
違って聞こえてしまうものだから。

でもね、だからこそ
そういう重さはそこにあるものなんだと思うの

一人で言葉を抱きしめて
それを大切にするっていうのは
見る人から見れば

勿体無かったり
もしかしたら、
本当じゃないものに映るのかもしれない

だけれども
俺は確かなことなんだと思うな。

言葉っていう目に見えないものだから
見えないが故の意味があるんだよ。

そういう重さが、思いが。

そしてそれは
なにがあっても崩れないもの。
安い証明に頼らなくても
そこに在り続けるもの。
普遍に、不変に。

どんなに残念だと言われても
もったいないと言われても

俺はこのスタンス、
変えられないし、変える気もない。

そこにこそ俺の意味があるんだって思ったから。


いつもありがとうね、
いつもごめんね、
それでも、俺の大切な人たちは
俺の中にいるんだよ、
言葉面で飾らなくとも。


なんかこの二日間で
ふわふわしてた気持ちの意味が
少しだけ、わかった気がした。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。


今日のおやすみBGM
フジファブリック - ロマネ