UNUSUAL 8 | しむラテice
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しむラテice

絶対的存在感ユノユノ最強超絶おっとこまえシム。
ふたりのLove Story綴ってます

Kissとハピエンの詰まったお部屋です♡


そのまま程よい硬さのマットの上に沈み

ウトウトと微睡んでいた

ふと肌が触れる部分から小さな振動を感じ

て薄く目を開けるとチョン・ユンホが

新しい煙草を取りだし指に挟んでる姿が

目に映る

特に火をつける様子もなく指で遊んでる



「 · · · · ヘビースモーカー? 」


「 ん、起こした? · · · たぶんそう。」


微笑むと少し口もとが緩んでやわらかい

イメージになるんだな

それさえどこか艶を感じてゾクっとする

ものがある

この男こそ ″ 羞花閉月( しゅうかへいげつ) ″ 

の言葉そのもの

ずっと自分が冗談交じりに公言してきた

高すぎる理想、御伽の国しか存在しない

ような人間が現実に今夜目の前に現れる

なんて思ってもなかった


「 ん?吸う? 」


「 吸わない 」



俺はうつ伏せたまま首だけを少し動かす


「 そ。チャンミンは非喫煙者か 」


チョン・ユンホを見上げながらゆっくりと

瞬きして答えた


「 煙、気になった?ごめん 普段は電子煙草

なんだけどね今日は充電しそこねて 」


そう言って自分の指の煙草をみる


「 ふうん · · · · 。」


でもこの煙草の味がする口づけは嫌じゃ

なかった

むしろこの男を感じられたと思う


ゆっくりと手を伸ばし煙草ごと彼の手を

掴むとはっとしたように煙草から俺に視線

を移して唇が微かに動く


「 な · · · · に ?」


「  貴方の煙草を吸う姿好きだな蠱惑的だ 」


「 ふうんそれだけ? 他は? 俺の

 ベッドサービスはなかなかのものだったと

 思うけど?」


そう言って艶然と微笑むビジュアルが俺を

また惹きつける


「 うん 溶けた · · · だけど 」


「 だけど?」


「 フェアでいたい貴方とは 」


「 · · · · · · · 、」



    ──── キシッ、


何も答えず俺の手をするりと離し

チョン・ユンホはベッドから降りようと

絨毯に足を着けた


「 シャワー? 」


そう聞いた俺にほんのわずかだけ振り返る


「 ああ、シャワー浴びて帰る 。

 この部屋の支払いは終わらせて出るから

 ご心配なく。今夜はこのまま眠るといい 」


そう言ってバスルームへ向かって歩き出した


「 待って 」


「 なに? 充分満足させたはずだけど?

 溶けたんだろ?他に何か?」


「 いいやまだ充分満足してないんだけど。

 俺のいう満足は翌朝に胸の中で目覚める

 までだから。

 ここまでじゃ 満足したとは言えないな 」


爪のかたち

のびる睫毛の角度

この細く綺麗な指

その長い指に光るリング

美しいフォルムの長い首筋

柔らかなのに意外と鍛えてる身体

全てが好み

このひとの胸の中で目覚めたい

全てが独占欲を煽る


「  ──── · · · · 。 」


俺の言葉を聞いて目の前の人物は不快な

顔でボソリと何かを言って黙った


「 · · · · なんて?

 さっきもよく聞こえなかった 」



ベッドを下り歩み寄ってもう一度その言葉

を問おうとするとふいと顔を背ける

答えるつもりは、恐らくなさそうだ

吐息が聞こえそうなほど部屋がまた静かに

なる



「 「  · · · · · · · · · 」 」


どうしたものかと内心舌打ちした

こういうシチュエーションって初めてで

面倒くさい状況は本当は避けたい

いや実際そうしてきたから固定した彼女が

今まで出来なかったのか。

なんて考えながら 人差し指を顎に添えて

こっちを向かせると意外にもおとなしく

従って少し驚いた

伏し目がちな睫毛がふるっと震え情欲を

かきたてられ、たまらなくなる

強気な態度をとると思えばふっと儚げな

影を落とす不安定な魅力をもつこのひと

に自分はもうこれ以上は無いほど確実に

堕ちてる · · · · 

手もとに視線を降ろすとチョン・ユンホは

軽く拳を握っていた

そう。これは心理的に『 NO 』のサイン。

緊張状態で、俺の話を聞きたくないのが

わかる

こういう時は仕事の場合なら話題を変える

のが得策だけど。でもしない。


この百戦錬磨の美しさで数々のひとと濃密

な夜を過ごして来たに違いないこのひとに

一度寝ただけでフェアになりたいなんて

思い上がりもいいところなの百も承知で

話を続ける


「 俺とは後腐れない関係を望んでるの?」


正直に聞くと唇がくっと上がり目を細めた


「 そういう関係の方がいいでしょ

 チャンミンは。女の子の胸へ戻りなよ

 イケナイアソビ覚えたら後に戻れない

  からね。

  大丈夫 まぁ少しの間は遊んであげる

  連絡先書いて渡しただろ また電話して 」


「 ううん · · · 俺からはしない、だから

 ユンホからして。着信履歴残ってるよね 」


俺の言葉にチョン・ユンホは弾かれた

ように顔を上げた


「 は? お前何言って · · · 。ユンホって · · · 」


不快そうに眉間にしわを寄せて低い声に

なった


「 まだまだあったばかりで君を知らない

 でも俺は愛に似たアソビをしたい訳じゃ

 ないから。

 ベッドではまだまだ役不足だよ

 それでもユンホとフェアになりたい 

 ユンホから次はよければ連絡して 」



「 · · · · 俺は寝た相手の連絡先は残さない 」


そう言って踵を返すようにクローゼットの

方へ歩き出した



──── ピルルルルル、プッ。


「 !! 」


「 今の俺のコール 」


スマホの液晶をじっと眺めてたユンホは


「 くく、あははは 」 なんて笑いだした


「 なに。いい?登録してて。」


笑われるようなことしたか?


「もうお前なんなの?調子狂いっぱなし

 で困る 」


そう言って目を瞑って少し考えてるよう

な仕草のあとスッ、と顔を上げてこっちを

見据える


「 チャンミン」


「 はい? 」


「 朝まで抱きしめたらいいんだな 」


そう言って俺に向かってにっ、と笑い

ながら両腕を広げてみせた

ああ少し受け入れられたんじゃないか?

拳は開かれてこちらに向かって伸びる

純粋に惹かれてる相手から好意的なこと

されると嬉しくない人間なんていない


「 あ · · · 」


「 なに今頃照れてるわけ? どうぞ。」


くすくす笑いながら俺を通り過ぎてベッド

の上に横たわる

羽織るまでしてたシャツの前がはだけて

シルクのような肌がのぞく










何故かみてはいけないものを見てるようで

やや視線をそらしてしまった


「 · · · ·  ほら 」


右手で上掛けを持ち上げて招き入れる仕草

が視覚に官能的過ぎる

この匂いたつ色気に眩暈を覚えた



欲張りな指先は貴方をなぞる · · · · 











   

    おやすみなさいの Chu ✩。* *。✩











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