空港のVIPルームに遅れて入ってきた俺に
反応してユノが甘そうなミルクティーに
口付けながら
「 チャンミンどこ行ってたの?
あ、なんか可愛い袋じゃん何なに?」
目をくるくるっとさせながら手に持ってる
数個の紙袋を見て俺を見上げた
「 今日は11月11日ペペロデーでしょ
日本のお土産に妹たちにポッキーを 」
「 なるほどねチャンミン優し~い 」
ひゅう ♪ なんて口笛を吹く
いや、ちゃんと鳴ってませんけど ww
「 いや、ユノも買ったでしょ? 」
家族、友達大好き人間の貴方がそこはぬかり
ないでしょ?
「 むふふん 」
そう言って部屋の端に置かれた手荷物を
親指でクイッと指す
たったそれだけの仕草がユノユノテイスト
俺オレっぽくてかっこいいじゃねえか
けっ。
まあLIVEで元気復活できて何よりだよ
ついふっ、と微笑んでしまう
この人はそうでないとね
「 なんだよ~また慈愛に満ちた笑いして 」
すぐ年上みたいな顔しちゃってさなんて
ブツブツ独り言いいながらまたカップに
口付ける
「 なんですかそれ 」
「 まぁいいや 」
あ、いいんだ? 忙しいひと ww
「 チャンミンおいで 」
そう言って座ってる広いソファなのに
わざわざ自分の真横をタシタシっ、と
叩いた
テーブルの上に荷物を置いて横にポスンと
座ると「 よしよし 」 なんて膝に肘ついて俺を
にやにやと見上げる
「 ねえヒョンには? 」
「 はぃはぃ ありますよ」 と溜め息ついて
ごそごそと紙袋から1箱 取り出す
なんか当たり前にくれると思ってるとこ
どーなのこのひと
「 あ~ん 」
は?何甘えてんだ? まぁいいけど。
銀色のフィルム袋をあけ1本ユノの口に
運ぶ
─── ポキンッ、なんて乾いた音がした
もぐもぐしながらまた黒目がくるくるっと
回る。忙しそうな目だ。
「 あまおう!」
「 そ、貴方お土産には買っても自分の分
忘れてんじゃないかなと思って 」
そういうと口を動かしながら目を細めた
やっぱり正解な。ま、そんなひと。
ごくん。て飲み込んだのでまた取り出して
1本口に運ぶ
嬉しそうにまた目を細めもぐもぐと満足
そうに食べてる姿に ″ 餌付け?ww ″
なんて楽しくなってきた
3本食べたところでカップに手を伸ばし
ユノに渡すと 「 ありがとう 」 なんて
ミルクティーをこくん。と飲む
ああ父性愛の域まで到達してるかもな
なんてぼんやり眺めてると今度はユノが
箱を取り出して銀フィルムを開けた
開け方雑 · · · ww
「 もうダメだって目を瞑ってよ チャンミン」
「 は?なんでですか? 」
「 いいから ~ 」 なんていうから面倒なので
渋々目を瞑った
「 はい、あ~ん 」
「 いや、自分で · · · · 」
「 いいからヒョンの言う通りにして 」
こういう時は絶対ヒョン使うひと。ふぅ。
そろっと口を開けると細い棒が雑に入って
きた ぐわっ、
─── ポキンッ、 あれ?
想像と違って全然甘さの欠片もない
むしろ · · ·
甘いのを想像してたのでボリボリと咀嚼
しながら不思議な気分になった
「 なに?!」
チョコの要素一欠片もないんですけど
「 ダンサーのヒョンに聞いたんだけどさ
今日は日本はねポッキーだけじゃなくて
ポッキーとプリッツの日なんだって 」
「 あ、そう言えば昔、聞いたような · · · 」
「 うん だからチャンミンはプリッツの方が
好みかな?と思って。しかもこれね雑貨屋
さんで見かけてさマネジャーにお願いして
買ってきてもらったんだよ 珍しいね ~
タイのトムヤムクン味だって 」
いつの間に見つけたんだこのひとの
アンテナ半端ないな
「 はい。チャンミン 」
嬉嬉としてまた1本取り出して口に運ばれ
かけたプリッツを高速でポリポリッ!と
かみ進めてやると
「 わわわわっチャ · · · ストップ 」
慌てるユノがおかしくて可愛くて · · · ·
あ?可愛くて?
一瞬の迷い?のせいで口元をとめるのが
遅れてしまった
案の定ユノのプリッツを掴む指先を甘噛み
してしまう
「 あ、ごめっ」
そう謝りながら見上げると口が半開きに
なったまま固まったユノと目が合う
「 あ、大丈 · · · 夫 」
いや、その顔大丈夫そうに見えませんけど
頬なんてみるみるさくらんぼ色になって
反応おかしいから。
しかも噛まれた指先ガン見してますよ
「 やっぱ歯が当たったし 」
「 あ、や、ほんと大丈夫だから 」
目を合わせることなくそんな返事されると
なんか変ですよ気まずいじゃないか
「 いや、ちょっと見せて 」
様子見ようと指を掴んだ時だった
「 ぁんっ、」
めちゃくちゃ色っぽい声がユノの口から
漏れた
「 なに?今の · · · · 」
返事しないしぷいっ、なんて横向いたまま
だしこの変な空間なんとかしろよ
「 そんな声出されるとちょっとこっちも
困るんですけど 」
続いて笑おうとユノを見るとさらにエロい
表情になっててシムのシムが反応してし
まいそうになった
「 あ、なんでもない · · · から 」
いや、なんでもなくない感じだから言っ
てんでしょうが 溜め息が出る
もう一度口の中に指先を突っ込んでみた
「 あ · · · 」
うわぁあからさまに首まで紅く染まっちゃ
ったよ
どうするシム?!
「 チャンミン、そんなに睨まないでよ 」
冗談だよなんて無理に笑顔つくろうと
するユノに、動揺してしまう
ああ泣きそうな顔は見たくないんだよ
こんな所でなにやってんの俺たちは。
と胸の中で舌打ちしながら焦った
咄嗟にポッキーを咥えてユノの前にその
片側を突き出してみる
ほんとなにやってんの?俺。おかしいから。
でもそれが最善策と信じる
「 「 · · · · · · · 」 」
一瞬目をまんまるにして戸惑ったユノが
ゴクンッと喉を鳴らし躊躇ったように
じわじわと唇を近づけてきた
こんなシチュエーション初めて過ぎて
心拍数が急上昇する
─── ポキン、ポキン、ポキ
· · · チュクッ。
やばっ。
めちゃくちゃ柔らかいじゃねえか
癖になりそう · · · ·!
ふたりして口をもぐもぐさせながら見つめ
あう
なんか色気ねえ。
照れて鼻の頭を人差し指でポリポリかく
ユノが可愛い
あれ?こんなに貴方可愛かったっけか?
いや、可愛かったか昔から。
俺たちふたりの時はこんな感じだったか
気づくの遅っ。ww
「 ユノ 」
「 ん、」
「 あまおう味ポッキーまだ欲しい? 」
ユノはきょとんとした後 こくん。と頷く
「 じゃあ続きは家で。もちろん俺ん家だ
けど ?来るだろ?来るよね 」
我ながら子供みたいな誘い
しかも命令調 だしもっとスマートな
誘い方なかったものかとガックリする
「 行く。だから食べさせて?」
そう言ってふわりと寄りかかって肩に頭を
乗せたユノにぶるぶるっと震えが走る
ごめん 。
ポッキー食べさせるまで行かない予感しか
ないシム。でも秘密。
「 うん 」
と返事してみた 。ww
今夜は貴方に酔いたい · · · · あれ?どっか
で聞いたセリフ ww
間違いなくチョコレートでできたような
ユノの甘さに100% 酔うな
たっぷり時間をかけて酔いしれよう
Share happiness ✩。✧*。
東方神起ランキング

