UNUSUAL 3 | しむラテice

しむラテice

絶対的存在感ユノヒョン最強超絶おっとこまえチャンミンに骨抜きにされちゃったひとり、しむラテ。と申します

Kissとハピエンの詰まったお部屋です♡

結局いくら飲んでも酔えないまま あの店

を出た

そのあともう一軒キュヒョナのリクエストで

ゲームバーに寄り そこでもグラスを結構

空けた自覚はあるのに頭の隅のどこかが冴え

てる状態で酔えないでいる自分が嫌になる

横でほんのり酔ってるご機嫌な相棒をみて

羨ましく思いながらグラスを干し溜め息

しか出ない夜だった


それからダーツを少し楽しんで 最終電車に

合わせてキュヒョナといつも通り駅の改札

で解散というながれ


「 じゃあな~また月曜日。おつ~ 」 ww



構内は今夜の花火大会終了からだいぶ時間が

経っているにもかかわらず まだまだ見物客

らしき人達がカフェや通りにごった返して

いる


「 おい、大丈夫か? 着いて行こうか? 」


俺のその言葉に 『 ノ~ プロブレムぅ! 』

なんてぶんぶん 大きく手を振って相棒は

雑踏の中に消えて行った

ほんとにやつは今夜家に辿り着けるか

少し怪しいぞなんて心配しかない

暫くその後ろ姿を見ていた自分もはたと

気づいて腕時計を見る


「 おっ!? 」


乗る予定の最終バス時刻まで思ったより

時間がだいぶ迫っていて焦った

バスターミナルの方まで自然と足もとも

早くなっていく


乗り場に着くまでの道すがらいつもの様に

高速バス乗り場エリアを横切る

そこには週末らしく遠距離利用の出張と

思わしきビジネスマンに恋人たち、旅行者

などさまざまな人が行き来してる



「 ん · · · ? 」


その中でひと組みの長身な男たちに自然と

目が止まった

ふたりは壁沿いで向かい合い、こっち側を

向いてるひとりは腕を組んでややうつむき

加減に話していた

ただそれだけなのに一際目立つというか

華があるというか · · · · 


あ · · · · れ ?


あの男はさっき名刺を俺の胸ポケットに

さした · · · · いや、 間違いない

気になってついつい歩みが遅くなってしまう

そんな余裕は無いぞと頭のどこかでもう

ひとりの自分が告げ知らせてる


相手の男は後ろ姿でどんな人物かは分から

ないが同僚っていう空気感ではないな


真面目な顔をしてどんな話をしてるんだ

ろうか · · · · 


別に野郎2人の会話なんて聞いてもきっと

面白くもない · · · · と自分に言い聞かせて

また速度を上げて歩き出した時だった 

ふいに顔を上げたあの男に見つけられて

しまう

ちょっと気まづいなんて感じつつそのまま

スルーして目的地に進むつもりでいた



「 「  · · · · · · · · · ·  」 」



あの男は一瞬 深く艶黒い目を細めじっと

俺を見据える

それでも連れの男と会話は続いてるようだ

唇は動いてる

なのに瞬きもせずずっと見詰められると

何故か金縛りにあってるように動けなくな

ってしまう








そんな俺を見透かしたように少し首を傾げ

たと思うと圧倒的なドヤ顔でにやりと微笑

んだ

その中にも艶を感じさせる口もとに身体中が

一気に熱くなり胸がざわつき出す



ああ、やばい · · · · 



あ、何が? 



最終バスが? 



あの男が?



俺が?



ああもう!



思考回路どうかなっちゃったんじゃね? 


誰かどうかしてくれ!



手探りで胸ポケットからあの名刺を取り

出して携帯を操作した



   ──── ピゥルルルル、


                         ピルルルルルルル · · · ·



3秒後、数メートル先から着信音が鳴った


手書きのナンバー、でたらめじゃなかった

んだ · · · · 鼓動がさらに速くなり呼吸が

乱れだす



携帯を取り出し操作する一挙一動を見守る

間に喉までもからからに渇いてきて唾液を

ごくりと押し込んだ


「 · · · · はい 」


ああ店で会話した時よりも低めでさらに

甘めの声


「 もしもし、チョン・ユンホ さんの携帯で

  間違いありませんか?」


じっと捉えたまま絡める視線も甘く · · · · 


「 · · · · · ええ。貴方は? 」


あ · · · そうか、


「 · · · · シム 。シム・チャンミン 」


まだ一方的に名前と連絡先を知ってるだけ

の間柄でしかないのに 何やってんだ俺 · · ·

そう思うと恥ずかしくなってそれから先の

言葉が上手く出てこない


「 · · · · チャンミン · · · 」


 ─── なんて · · · ·


痺れるようなイントネーションで俺の

名を呼ぶんだろう


「 あの、」


「 うん ? 」


「 今夜は先約がある? 」


「 · · · · · · · 」


なんて自分は大胆なこと聞いてるんだろう

心臓が破裂しそうなくらいドキドキしっぱ

なしで目眩しそう


「 俺 · · · · を選んで? 」



ああ · · ·、そのけ はないのにどうかしてる!

やってしまった感を強く感じて目を固く

瞑った


でも、やっぱり言わずにいられなかった

今は自分に正直になれ


深呼吸して少し自分を落ち着つかせまた俺は

チョン・ユンホの方を見た


瞬間ふたりの視線がバチンともう一度 絡み

あって心臓が再び 跳ね上がる


ユンホは 満足そうに口の端を微かに上げ

顔をほころばせると連れの男に何かひと言

ふたこと話してるようだったがこの場所から

は聞こえることはなかった

そして相手が振り返るのも気にせず真っ直ぐ

俺に向かって歩き始める


その光景が映画のようで現実みがなくて

ぼんやり立ったままで見蕩れてしまう


「 連絡ありがとう、待ってた · · · ·   」


ぶつかるほど近づいて耳許であいつがそう

囁いた



触れた肩が熱い · · · · · · 










    

      お休みなさいの Chu. ‎✩°。⋆










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