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居酒屋美豚のブログ

広州の居酒屋・美豚 Bitonのブログです。

 お久しぶりです。体調がすぐれないのと忙しいのとで更新が永らくおろそかになってしまいました。皆さまのお陰でビトンの経営はそれなりに好調です。ありがとうございます。

 

 さて、突然ですが、最近、街中で同じ色の自転車をよく見かけるようになりました。オレンジの自転車です。

何だろうと思って地元の友人に尋ねると、レンタル自転車だそうです。

モバイクという名前の会社なのか、その自転車をモバイクと言うのか、ともかく最初に300元を払って登録をし、後は、その辺にある同社の自転車を携帯でスキャンして勝手に乗り、好きなとこで勝手に乗り捨てるという気軽なシステム。

 

 

これは素晴らしいということで、知り合いのニホンジンの友人も何人か活用しています。

そもそも広州で自転車って、とても便利なのですが、とにかく盗まれる。自転車を持っている人で私は盗まれたことがないという人に出会ったことは今までありません。

そういう意味でこのシステムはとても素晴らしいものです。盗まれる心配がないのですから。

 

 さて、先日、このモバイクに乗って若い女の子がバス停の前を通り抜けようとしました。

私はバスを待っていたのですが、ちょうどそこにバスがやって来て、それは私の乗るバスではなかったのでボンヤリと見ていたのですが、そのバスから50代後半くらいのオジサンが降りて来ました。

そのオジサン、危うくモバイクの女の子と接触しそうになって、危ないな、大丈夫か?と思った瞬間、オジサンが女の子を蹴り倒しました。

えええええええ、っと思っている間にも女の子はモバイクごと倒れ、オジサンは倒れた彼女を引き続き、蹴る蹴る蹴る。

皆見て見ぬフリで、止めた方がいいのでしょうか?

止めに入ったら確実に殴られます。残念ながら、中国ではこういった場面に遭遇することも珍しくありません。どうするのが正解なのでしょうか?未だによく分かりません。

無抵抗の若い女の子を蹴り続けるオジサン。

その後ろでニヤニヤするオジサンの妻らしきオバサン。

やっと女の子が声をあげます。

「わざとじゃないのに!」

その叫びにまた火が着いたオジサンは、何だか汚い言葉を汚い口から吐き出しつつさらに力を入れて蹴り続けます。

もうダメだ、止めなきゃ、私は外人だし何とかなるだろうと思った時に、次のバスがやって来て、オバサンが普通に「あ、バス来たよ。」とオジサンに声を掛けると、オジサンがバスに注意を向け、その隙に女の子は逃げて行きました。

 

運がいいのか悪いのか、私はその極悪夫婦と同じバスだったので、しばらく観察していたのですが、人を押しのけて席に座り、大声で唾をとばしてしゃべり、皆が送る冷ややかな視線にも気づかず、アラブの石油王みたいな顔をしてバスに乗っていました。

どうしたら、こういう人間になれるのだろうかと眉間に皺が深く刻まれていきます。

以前にも書きましたが、ここの男性の大半には女性を大切にするという概念がないのです。

日本ならば、オジサンが若い女の子を公の場で蹴り倒すなんてことは、しょーもないチンピラでもよほどの変態でもしません。

比べても仕方のないことですが。

こうして、いつも私の怒りは消化しきれず胃痛となって私を襲うのでした。

 

もう若くないのだから、嫌なことはあんまり見たくないと願う豚の置物の化身でした。