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監督ブログ  wecker

「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

『時空警察ヴェッカーχ 彷徨のエトランゼ』全8公演、無事終了しました!


本当にたくさんのご来場、有難うございました!

おひとりおひとりにお礼したいぐらいでした。会場でお声掛けくださった方々、有難うございました!


さて、古参のヴェッカーファンの方々はどうご覧になったでしょうか?

これまでのヴェッカーと違いすぎる、という声を多く聞きますが、これまでも毎回違うものを創ろうとしてきたし、新しく違う作品としてずっと生き続けるのがキャラクターの生命力だと、僕は理解しているので、変わったように見えたなら僕はむしろ嬉しいです。


初めてヴェッカーをご覧になった(であろう殆どの)方々、女子戦隊もの?プリ○ュア?という声が多く聞かれましたが、そう見えたならこれも、ある意味で狙い通りです。


アイドルファンの(おそらく殆どの)方々、「アイドルに何やらせるんですか?」的な声も聞かれましたが、アイドルさんたちの懸命なパフォーマンスとしては楽しく観て頂けたのではないでしょうか?


歌って、踊って、戦って…すべて「演技」の一部です。


演劇ファン並びに演劇関係の方々…ごめんなさい!

僕は演劇を知りません。ちゃんと学んだ事もないし(観るのは好きですが)これで演出させてもらうのもまだ三度目です。

学芸会以下だという声も聞かれましたが、ある意味では本気で女子高の文化祭になればいいとも思ってやってました。


ちゃんとして演劇になってなくてすみません。役者をあんな風に使ってすみません。


乱暴な言い方を敢えてすると、僕は演劇をしたい訳ではないし、出来ません。


でも舞台上であれ、フィルムの上であれ、アニメとして描かれた画であれ、「人間」がそこに生きている姿を描きたい、と思っています。


みんな舞台の上で生きていたと思います。生き方はいろいろだけど。


そして、「ストーリーが分からない」という(これまた殆どの)方々(;^_^A

これもごめんなさい。台本がすごい売れたのはやはりストーリーを理解しようとして、でしょうか?


本当にごめんなさい。


出演者も、どのぐらい内容を理解出来ていたか、わかりません。

僕自身がわからない(゚ー゚;部分もありますから。


でも、実はストーリー自体はとてもシンプルなんですよ。サブプロットが多い(出演者の数だけある)から複雑に見えるだけです。


女の子たちが、その瞬間瞬間を全力で生きている、事を感じてもらえてれば、僕の目的は達成です。


最後に出演者の方々へ(読んでたら)

最後までこの頼りない監督(何を言ってるのかわからない監督)についてきてくれてありがとう。

本番が近付くにつれ、急速に成長していくさま、本番中、何があってもやり通すプロ根性。

さすがでした。

これからも女の子が日本を元気にしてくれる!

そう確信できました。


僕はほんの少ししか、君たちに伝えられなかった。

君たちから学ぶ事の方が多かったです。


昨日も書いたし、今日舞台上でも言ったけど「君たちは世界でいちばん可愛くてカッコいい女の子だよ!」


「ヴェッカー」はこれからも続きます。


いつかまた、「お帰りなさい」と言える日が来ますように。



本日もたくさんのご来場頂き、ありがとうございます!


「持てる力を出し切れ!」と(楽日前なのに)言ったからか、みんな迫真、白熱の演技でした。

自分で書いたホン、自分でやってる演出にかかわらず、なんど目頭が熱くなった事か。


ヴェッカー&アクションアンサンブルの子たちは特に毎日アザだらけ、汗まみれでがんばってます。

うまくみんなに伝えられないけど、ホントに感謝です。

女の子に何やらせるんですか!?というアクションの連続ですからね。


さり気なく毎回のように演出を足したり、変えたりしてます。

みんなもアドリブが少しずつ増えて来て、生きた舞台になってきたよう。


明日は最後の最後。

毎日言ってますが、明日は特に今までの努力を無駄にしないように、すべてを出し切って欲しいと思います。


今回はすべてをリニューアル!という事で古参のファンの方々には抵抗もあったかもですが、はじめて「ヴェッカー」なるものをご覧になった方(は、ここ見てないか?)は、どうお感じになったでしょう?


明日以降にでも(笑)ご意見お聞かせください。


無事3日目、時組、空組終了しました!


今日は時組公演を「ウルトラ大怪獣バトル」の南翔太さんが観に来てくださいました。

空組公演には、初代ヴェッカー 時空刑事ユリーの天野めぐみさんと、その子供時代を演じた寺門仁美さん(綺麗なお姉さんに成長して、声優さんとして活躍中!)が来てくれました。


時空刑事リタには密かにユリーの姿を投影してます。

ユリー本人も「そうだと思ったわ」と(笑)言ってました。


亜里沙の最後の決め台詞

「歴史は誰かが創るものではない。一人一人の人生が積み重なって歴史になる」

も、ユリーの台詞です。

「時空刑事アリサなら、そういうでしょうね」と続くんですが。


ちなみにリタの最後の台詞

「歴史は変えられない。でも、未来は変えられる。我々が未来をどう見るかは我々の意識次第だからだ」

もD‐02の冒頭に出てくる某博士の言葉です(お気づきですよね?)


エンディングテーマは

ヴェッカー第1作「ファーストヴェッカーと呼ぶべきか、ヴェッカーオリジンか?」のエンディングテーマのリメイクです。

アレンジを大幅に変え、歌詞を変えているので気づかなかったかもしれませんが。

いきなりの思いつきで、予定になかったのに皆に歌ってもらう事にしました。

無茶フリなのに、高田あゆみさんはじめ、みんなで振り付けも考えてくれました。

お客さんがノッてくださってると、目頭が熱くなります。


前にも書いたかもですが、今回は新生第1作なので、いろんな部分が第1作のセルフリスペクトなんです。


そして我らが渡洋史さんはほぼ毎日来てくれているので、殆どのキャストと(ゲストに至るまで)仲良しになったようです。

誰とでも(どんな年代の人とも、動物とも)一瞬で仲良くなれるのが羨ましいです。


僕自身はどれだけキャストのみんなとの距離を縮められたかわかりません。

熱を出して苦しんでいる女の子にも、「君の代わりはいないんだから頑張れ!」としか言えない。


今日で折り返し地点。

今日のゲストは奈津子さん。双子の亜希子さんが風疹に倒れ、亜希子さんのぶんまで頑張ってくれた。

稽古中、双子なのに芝居がぜんぜん違った。

でも、今日は二人で一人を演じているようだった。

「アルシオーネ編」は自画自賛甚だしいけど、いいホン、いいシーンになったと思います。

このシーンを経て、リタは本当の主人公になったと思う。

伊藤梨沙子ちゃんの日に日に目に見える成長、眩しいです。


フォンチーさん以外に亜里沙が考えられなくなってきた。アリサの理想、僕の理想の亜里沙になってくれました。


他の子たちも体調不良を押して、ホントにがんばってます。


残り半分。ダメ出しなんかもうしたくない。


パンフレットにも書いたけど


「今、君たちは世界でいちばん可愛くて、カッコいい女の子だよ!」


ちゃんと直接言うよ。最後には。


心から。


昨日の時組初日に続き、本日も平日に関わらず、ほぼ満員御礼。

まことに有難うございました!


昨日大慌てで更新した為、誤字脱字の嵐。


時空刑事プレア→時空刑事リタ(伊藤梨沙子)

時空刑事プレア(小見川千秋→小見川千明)


主役の役名、リーダーの名前間違えるとは、なんという体たらく。


しかしいろいろテンパってるのは僕だけで、宙組(これも間違い。空組)メンバーは余裕で初日を終えました。

音、明かりもやっとほぼ揃い、さらに進化した完成形をお見せできるようにスタッフ一同頑張ります。


何度も書いてますが、今回は新生ヴェッカー誕生エピソード。

そして(若干ネタばれですが)サンジェルマン学院の生徒たちとのお別れのエピソードです。


どちらも、旅立ちのエピソードと言えるでしょう。


今日は『ノエルサンドレ』に出演してくれた相馬絵美さん、田中萌亜名さんも観に来てくれました。

昨日は岡田れえなさんも。


密かに美樹本○彦先生も来てくださってました。


有難うございます!


本日のゲスト森田涼花さんの時空刑事ぶりもいかがだったでしょう?

明日も時空刑事アルシオーネが登場しますが、また違うアルシオーネになるでしょう。


書きたいことたくさんあるけど、もう会場が閉まります!


また明日!!