腸菌って腸のどこに棲んでるの？

腸ってね。

本当に不思議なことばかり。

腸の神秘

体の中の臓器の中で、腸だけがもつ

唯一の神秘的ともいえる特徴があります。

それは、

腸の中には

「まったく別の生き物が生きている」

ということ。

別の生き物とは

腸内細菌のことです。

私たち人間の腸には

約1.5kg～2kgもの菌が棲んでいます。

腸に棲む細菌（善玉菌）が

腸の中で発酵をし続けてくれているのですが

発酵によって生み出された新しい栄養を

私たちは吸収させてもらっています。

新しい栄養？

そうです。口から入れた食べ物に

含まれていない栄養素を作ってくれているのは

腸の菌なんです。

世の中にほとんど存在しないビタミンでさえ

腸内細菌が作ってくれているので

私たちは、生きることができているのです。

というか大げさではなくて

腸内細菌がいなければ

人は生きていけないのです。

ところで皆さんは

腸内細菌が腸のどこに棲んでいるのか

ご存知ですか？

腸内細菌の棲んでいる場所

それは

腸というよりは

腸の壁を覆っている

腸粘膜の中に潜んで

暮らしております。

皆さん不思議に思っていませんでした？

腸の中って空洞のはず。

下痢をすればしゃーっと洗い流されるのに

腸の中の菌が流れ出て行かないのは

腸粘膜に棲んでいるからなんですよ。

なので

腸粘膜が分厚いと

腸内細菌は喜びます

腸粘膜がなくなると

腸内細菌は悲しみます

もっともひどいのは

腸粘膜に穴が開くと

リーキーガット症候群となり

アレルギー症状が起きてしまいます。

リーキーガット症候群とは

腸粘膜に穴が飽き、発酵どころか腐敗が起きてしまう病気で

血液に異物が侵入してアレルギーや血便などさまざまな

症状を引き起こしてしまう病気で

いまだに原因不明の病気とされています。

しかしながら

腸の粘膜と関係していることだけは

分かっているので、リーキーガットに

ならないためにも、粘膜再生をしなくては

いけません。

最近の事例では

この粘膜を再生する臨床が

始まったそうですよ。

思わずおぉぉーーって釘付けになった1面記事でした。

▼2018年6月23日の新聞に掲載

腸粘膜が剥がれてなくなる病気

潰瘍性大腸炎。

大腸粘膜が弱くなってしまうことで

肌荒れやアレルギー、花粉症など様々な病気に

繋がったり、自己免疫疾患になってしまうことは

美容面においても、健康面においても

避けたいところではありますが

大腸粘膜がなくなるともなれば

どんなに良いサプリメントであったとしても

吸収されづらく、その効果をほとんど得ることはできません。

でも、いま、粘膜が消えてしまう病気である

潰瘍性大腸炎の患者が激増しているのです。

これは、私たち日本人の食生活が主な原因です。

腸菌と腸粘膜どっちも大切

腸内環境を整えたければ

発酵ドリンクや発酵食品を食べたりすれば良いのです。

麹菌、乳酸菌、ビフィズス菌、味噌やキムチ

ぬか漬け、そしてハーブザイムなど。

また、乳酸菌生産物質を腸に届けることで

腸内の善玉菌を活性化させることもできます。

でも、せっかくなので

腸粘膜を補修する食べ物も一緒に摂りましょう。

腸菌と腸粘膜の関係性を大切にしましょうね。

腸粘膜の生成は、とある食材を

腸に届ければエネルギーが活性化します。

その食材とは。。。

はい、ズバリ！！

ヌルネバ食材です。

・熟れたフルーツ

・なめこ、えのき、しいたけ

・めかぶ、わかめ、海草

これらを腸内細菌に届けてあげると

腸内細菌が、腸粘膜のエネルギー源である

短鎖脂肪酸という新しい物質を作ってくれ

その短鎖脂肪酸が、腸粘膜の生成エネルギーとなります。

いま腸活ブームですし

善玉菌を増やそう！というのは

当たり前に言われていることなのですが

あまりに、その本来の目的を知らない方も多く

ファスティングでさえも

ダイエットだと思っている方がほとんどです。

しかしながら、腸活や

酵素ファスティングの目的というのは

「腸」の菌を増やすことだけではなくて

同時に、腸粘膜へのアプローチを

おろそかにしてはいけません。

腸活というのは

善玉菌をとることではなくて

腸粘膜を育てながら

善玉菌を活性していくことなのです。

ビーラブドバイの推奨する酵素ファスティングでは

腸粘膜をしっかり補修する指導をしていきます。

くわしくはカウンセリング時にお話しますね！

過去記事にこれまでも

掲載しておりますので、こちらも参考にしてくださいね。

▼2017年12月14日のブログ

「腸には加菌より育菌が大切なわけ」

▼2017年12月13日のブログ

「腸活とヨーグルトの相性が良くないわけ」

▼2017年9月10日のブログ

「生きたまま腸に届けなくていいんだぞ乳酸菌」

潰瘍性大腸炎という病気は大変ですよ。

私は2011年お尻から出血という症状を

経験し、そして内視鏡検査で大腸の粘膜を

確認してみたら、粘膜がなく、毛細血管から出血していたという

経験があります。どんな病気なのか。

なにを食べて私の粘膜が消えたのか。

くわしくまとめております。

「6年前の潰瘍性大腸炎からの脱却」

▼過去ブログです

https://ameblo.jp/bistance-masaya/entry-12300113326.html

ファスティングって？

たった２週間であなたの悩みを解決！

▼酵素ファスティングとは？▼

https://ameblo.jp/bistance-masaya/entry-12300113253.html

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自己紹介

大阪茨木市のエステサロン

ビーラブドバイ

オーナー　小野まさや

＜　経歴　＞
1976年大阪生まれ。元美容品メーカーの開発責任者で、20ブランドの新製品をプロデュース。大阪茨木市のトータルビューティサロン「ビーラブドバイ」オーナー。インナービューティーアカデミーは毎月開催。全国の美容業界向けインナービューティセミナーや物販取り扱いなど全国各地でセミナー開催の多数実績あり。