ネット検索していると、興味深いコラムを見つけた。菊地理という画家の 「イッキ描き ギャラリー 」 というサイトの中で氏がターナーについて語っているコラム記事である。


http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikkigaki/f-enohanasi/mokkei.htm
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実は光なんてどうでもいいのだ。そんなものは造形のきっかけに過ぎない。絵描きがのめり込めるなら、エロでも天使でも何でもいい。重大なのは絵描きが本当に気合いを傾けるモチーフを持ち、そのモチーフへの気合いがどれだけ画面に凝縮されているかということである。何が描いてあるかとかどういう意図で描いたかなどというのは、二の次のことだ。絵とは人間であり、さらにその人間の気合いである。抽象も具象もない。
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 氏のこの言葉には大変共感する。


 ターナーは大自然のエネルギーを自身の気合いでもってキャンパスに叩きつけたのである。


 もっと私的な言葉で表現するなら、


 大自然のエネルギーを自身の生命力で描ききった


 とでも言いましょうか。それにしてもこの菊地理なる画家がどういった人物なのか、興味を持って更に調べてみると


菊地理 プロフィール


 氏が水墨画の影響を強く受けている事や、西洋哲学よりも仏教の教え、修行の方が遥かに勝っている事を知り得る人物で、驚く事に創作への取り組み方まで共通する部分が多い。だが、決して私は、、、


 ハゲではない。