私が好きな言葉に梅桜桃李(おうばいとうり)という古い中国の言葉があります。梅の木がどんなに桜の花に憧れて、同じように桜の花をさかせようと思ってもそれは無理な話な訳でして、それよりも自らの花を見事に咲かせて御覧なさい。梅だって桜に劣らぬ見事な花が開花しますよ。
といった意味の言葉です。これは中国孫子の兵法にある「己を知る」といった教えにも相通ずる。
孫子曰く「彼(敵)を知り己を知れば百戦殆からず」
相手を知り尽くし自分をも知り尽くせば、何事にも成功をおさめるという事ですが、人は分かってるつもりで結構自分の事を何も分かって居なかったりするものです。自身を冷静に見つめる為に、外向きの視点をたまには内側に変えてみましょう。
そしたら自分が嫌になってくるって?
嫌なら改めれば良いんですよ、自分の悪い所を。それが出来るかどうかが、反省出来る人と反省出来ない人の違いでしょう。
ところで、梅や桜の花は良くニュースなどでその開花の様子が報道されて有名ですが、桃や李の花ってどんなのでしょう。以下のサイトに写真が紹介されておりました。
桃の花
http://www.hana300.com/momo00.html
李の花(すもものはな)
http://homepage3.nifty.com/bazenu/sumomo.htm
いずれもそれぞれの良さがあって見事ですね。
もうすぐ桜の開花、楽しみです。