2010-07-20 00:35:55

世界最悪の紛争「コンゴ」

テーマ:創成社新書
世界最悪の紛争「コンゴ」 (創成社新書)世界最悪の紛争「コンゴ」 (創成社新書)
米川 正子

創成社 2010-05-20
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創成社は南アではなくコンゴできたか。ルアンダですら新書は出ていないのにと思いきや、コンゴの紛争の犠牲者数はその10倍以上にあたる540万人というからおぞましい。とにかくゲバラがボリビアで「最後の戦い」をする前に、「最後の前の戦い」をジャングルで展開していたのがこの国である訳で、その時ゲバラが愛想をつかしたゲリラの親玉の息子(とされる)が現在のコンゴ民主共和国大統領とである。言わば、その時代から寸断無く紛争が続いていた訳だが、ルワンダ、ウガンダといった周辺国の紛争も飛び火して、この紛争の構図は正気言ってよく分からんものである。現大統領が公用語であるフランス語やリンガラ語を話せないというのは、ルワンダの現政権同様、亡命2世の政権ということで不思議ではないのだが、何でもL・カビラの息子というのはハッタリで、タンザニアで物売りをしていた男ではないかという説もあるらしい。ゴマの難民キャンプが世界最悪と言われて久しいのだが、すっかりニュースを聞かなくなったので、難民が帰還して平常に戻ったのかと思ったら、今でも最悪の状態で存続しているらしい。コンゴもモブツ以降は難民に国を乗っ取られた形になっているのだが、著者が指し示している紛争の相関図が入り組みすぎていて正に誰が敵で、誰が味方なのかぱっと見では理解できない。著者にとって「初作」ということで、自分語りと経験談が中心になっているのだが、もうちょっと紛争の構図を整理してからでないと、「世界最悪の紛争」が何をめぐって争っているものなのかもよく分からん。
★★
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2010-01-01 14:17:30

国際協力と学校

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国際協力と学校 (創成社新書)国際協力と学校 (創成社新書)

創成社 2009-11-20
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「アフリカにおけるまなびの現場」という副題が付いていて、著者も岩波ジュニアの「アフリカのいまを知ろう」の編者であるのだが、アフリカについての具体的な事例はあまりなく、国際教育学についての総論が大部分。何の為に教育を受けるのか、学校で教わった事は社会で役に立つのかといった疑問は普遍的なものであるのだが、その問題は教育収益率として数値化されているらしい。アフリカにおいては高等教育の私的収益率が高いらしく、そうなると中等教育で職業教育を施しても当人の収入増加には大して寄与しないというこれまでの教育施策を根底から見直さなくてはならない結果となる。日本では工業高校出の技術職と、文系学部卒の一般職では生涯賃金に大して違いがある訳ではないのかもしれんが、大学の数が少ない国では学位の有無が収入の増加をもたらすことがある。一方、途上国でも大学が乱立している国もあり、その場合、大学生でも就職は困難となる。著者は塾が先進国特有の現象ではないことや保護者の収入、学歴が子弟の大学進学、学業成績に大きく影響することはアフリカでも総じて言える事とし、日本特有の問題とされてきた教育問題の多くが,其の実、世界共通のものであることを示唆している。いじめも引き蘢りも、ニートもフリーターもそれが社会的問題として認知されているかいないかの違いであって、どこの国でもある事と言って過言ではなかろう。
★★
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2009-11-06 00:59:14

アメリカ世界を読む

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アメリカ世界を読む (創成社新書)アメリカ世界を読む (創成社新書)

創成社 2009-09-10
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創成社新書はようやく今頃になってオバマ本か。メジャー各社とマトモに張り合っても埋没するだけだから、わざと時期をずらしたのかもしれないけど、相変わらず書店では見かけない。「中華世界を読む」はまだ出ていないのだろうか。中身はオバマ政権紹介と宗教、アメリカ史の三本立て。どれも定番なのだが、アメリカの歴史と社会を紐解けばオバマ大統領の誕生がどれだけ革命的なことかと分かるという仕掛け。たしかに就任前は暗殺説も根強かったのだが、いざスタートしてみれば、一夜にして世界が変わるなんてことはまるでなく、鳩山政権もそうだが、それが歴史的な政権交代であっても、成熟した国家では政権交代時に大きな混乱などは起きないというものである。ブッシュはクツを投げられる心配がない日本シリーズの始球式ぐらいしか海外では出番が無いが、これが他所の国だったら、前大統領たるブッシュは今頃法廷に立たされていることだろう。しかし、ピノチェトが引退後にイギリスに入って捕まった様に、戦争犯罪人として訴追されるとブッシュも他国で拘束されることなんてことがあるのかな。セルビアみたいにオバマがブッシュを差し出すなんてことはないだろうけど、江沢民は引退後にあまり外遊をしていないみたいだね。
★★
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2009-08-08 13:57:54

地域をつなぐ国際協力

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地域をつなぐ国際協力 (創成社新書)地域をつなぐ国際協力 (創成社新書)

創成社 2009-07-10
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あまり類書がないかな。
★★

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2009-04-18 21:41:29

ラテンアメリカ経済成長と広がる貧困格差

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ラテンアメリカ経済成長と広がる貧困格差 (創成社新書)ラテンアメリカ経済成長と広がる貧困格差 (創成社新書)
丸谷 雄一郎

創成社 2009-03-20
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創成社新書も結構コンスタントに出してくるな。ラ米は最初の「国際シリーズ」に入ってなかったが、企画自体は2006年に立てられていたのだとか。その間、BRICsだの、左派政権続出、そして金融危機と色んなことがあった訳だが、「経済成長と貧困格差」というキーワードは変わらなかったか。著者はメキシコシティ生まれという人だが、メキシコとの出会いは小学生の時、LAからメキシコ国境を越えてその貧しさを実感してからだという。マーケティングが専門らしいが、そうした縁で中南米経済もフィールドにしているとのこと。しかし、中心に書かれているのは「南米」の方で、ラ米経済の牽引車たるブラジルの記述が多い。とはいえ、アンティグアバーブーダとかまで無視することはなく、ちゃんと「ラテンアメリカ」の仲間に加えている。繋ぎのコラムは映画で統一しているが、コラム休憩を挟むのは新書では珍しい。生まれ故郷であるメキシコよりもブラジルに肩入れしている感じだが、メキシコはやはり「北米」経済圏という意識で控えめなのかもしれない。中南米で白人国と言えるのはアルゼンチンだけで、チリとコスタリカはその実、混血というのはその通りで笑ってしまった。まあアルゼンチンも実際は怪しいものだが、ウルグアイも含めて「白人」を標榜する国の方が生活水準高いのは事実だから、人種差別というより、経済格差の意味合いが強いのだろう。1950年代頃はまだアルゼンチンの方が西欧諸国より所得水準が高かったそうだ。その後ドンパチやら何だで低迷している間に西欧は無論、日本にもあっという間に追い抜かれその差は開く一方。メキシコがかろうじてOECDに入っているが、「中南米諸国」は30年来次の候補国になると見られながら、韓国、ポーランド、チェコといった新興国に先を越されてしまっている。BRICsでブラジルが台頭してきたのは正に30年来の悲願である訳だが、非西語の異端国家ブラジルを中心にまとまるのは難しい。むしろ政治的にはここの陰の主役は最貧国でありながら先進国であるキューバである。植民地の負の遺産は革命によってしか払拭できないのか。
★★
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2009-01-28 13:09:25

開発調査というしかけ

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開発調査というしかけ (創成社新書 27)開発調査というしかけ (創成社新書 27)
橋本 強司

創成社 2008-10-10
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当事者に書かせれば無批判になるだろうが。
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2009-01-20 01:18:00

世界に広がるフェアトレード

テーマ:創成社新書
2008-11-30 21:20:05

ストレスのない子育てとシンプルライフ 

テーマ:創成社新書
ストレスのない子育てとシンプルライフ-インドから学ぶゆとりのある暮らし- (創成社新書)ストレスのない子育てとシンプルライフ-インドから学ぶゆとりのある暮らし- (創成社新書)
金田 卓也 ・ サラソティー

創成社 2008-06-10
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「インドから学ぶゆとりのある暮らし」と副題にある。金田さんは児童学科の教授で、サラソティーさんは夫人でネパール人。ネパール人がなぜインドについて語れるかについては、説明があって、ヒンドゥー教徒であること、ルンビニ国境の街の出身であること、ネパール語はインドの公用語のひとつであるといったことを理由として挙げている。ここでは「国家」としての「インド」ではなく、大きな意味での「インド世界」だともしているのだが、この辺は日本で生きるサラソティーさんも納得した上でのことなのだろう。ということで、最近フィンランドと並んで、持ち上げられている感があるインド教育ものなのだが、ここではインド式ガリ勉ではなく、インド式ゆとりの方を礼賛している。クリシュナムルティという人がいて、その人が創設したリシヴァリー・スクールというところで、金田さんが訪問教員していたとのことで、それがインドを代表する世界ということにしている。なので、インドにはイジメもないし、家族を大切にし、夫婦は仲が良いと誠に結構な話になるのだが、だからといって、日本の子どもたちより、インドの子どもたちの方が幸せだとするのはどうかと思う。まあ一方の「インド世界」ではダンナが死んだり、持参金が少ないと嫁が焼かれたり、カーストの違う女の子にラブレターを出した少年が殺されたりとかといった「世界」がある訳なのだが、「自由学園」とか「ヤマギシ」をインド人が見学したら、ああ日本の家族は素晴らしいとか思う様なもんなのだろうか。なんでも信者が多いシュタイナー教育もこのクリシュナムルティの亜流だそうで、ストレスの特効薬は、やはり「宗教」しかないのかと思うと暗澹たる気分にさせられた。ただ、面白かったのは、その学校に通っていた娘さんの手記には面白い記述があって、「過去の過ちを教訓とし、未来に役立てるため」というのが歴史を学ぶ理由だと思ったいたのだが、「人間は過ちを克服しているのだろうか」という疑問が芽生え、「現在を理解するため」という結論が出たそうだ。娘さんは日本で、日教組=中共の教えに従った教師に教えられた「歴史」に対し、インドに来て「歴史」の本質を学んだのだろう。それが「核実験」に関する見方だとしても、少なくともその点においては人間的成長をしたのだと思う。
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2008-11-27 00:36:04

NHK改革

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NHK改革 (創成社新書 28)NHK改革 (創成社新書 28)
高島 秀之

創成社 2008-08-25
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例のVAWW番組はボロクソ。
NHK出身者には結構面白いものを書く人がいる。
★★
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2008-11-16 01:47:38

NPOを考える

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NPOを考える (創成社新書 29)NPOを考える (創成社新書 29)
伊佐 淳

創成社 2008-09-10
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なんか凡庸だな。
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