お伊勢参りと肉行脚！（1）松阪牛焼肉「脇田屋本店」「一升びん本店」

お伊勢さんにお礼参りへ！

暑くなる前に、と思っていたのが春頃。あっという間に梅雨入り前になり、どうしよう？と悩みつつ天気予報を見ていたら、雨続きのなか1日だけ晴れマークの日が！それは明日。。。でも行くしかない！

というわけで即夜行バスをおさえ、せっかくだからと宿は京都にとってその夜出発の手はずを整えました。帰宅した主人に、今からお伊勢さん行ってくる！と伝えたら目を丸くしてました笑

なぜ夜行バスにしたかというと、前回の日帰りお伊勢さんは東京始発ののぞみで伊勢到着は昼前。あまりの混みように下宮参拝はあきらめたほどでした。どうしても朝早いうちに参拝したくて、でも今から前泊はムリ。。。だから夜行バス！（バスについてはお伊勢参りの項にて詳細書きます）

京都以外の場所に夜行バスで行くなんて初めて。しかも到着は松阪の便しかなく、また迷いましたが逆にじゃ、肉行脚しちゃおうと決めたのです(^^)着いたのは近鉄松阪駅前。松阪は昔クルマで行ったきり。まずここでロッカーにキャリーを預け身軽になりました。そしてお伊勢参りへ。松阪駅から外宮に近い伊勢市駅は急行なら15分です。

お伊勢参りの諸々は別にUPしますネ(^^)

さて、下宮内宮の参拝を済ませ松阪に戻ってきたのはまだお昼前くらい。急すぎる旅で下調べ時間もなく、移動中にスマホと格闘して焼肉とすき焼きをそれぞれハシゴすることに。和田金に再訪したかったのですが、おひとりさまは受け付けないそうで残念(T_T)

※2人前ならOKとのこと。いやいやそんなようけイランわ(^^;;

まずすき焼きの海津の予約が1時半しかとれなかったので、先に焼肉の一升びんを目指しました。駅を出るのは近鉄側でなくJR側。さびれ気味の商店街をてくてく歩きますが、遠いこと遠いこと(T_T)

くたびれてタクシーを拾いたくとも、走ってません！歩いて楽しい道でもないので、駅からタクシーが正解です(~_~;)

あと少しで一升びん、というところまで来て力尽き、良い感じののれんにも心惹かれてフラフラと入店したのが「脇田屋本店」 。とりあえずビールだけ頼んで即調べてみると、友人のヤキニクエストさんのリスペクト店 ではないですか！安心して、ホルモンを盛り合わせてもらうことに。

ひとり客も多い！お通しの切っただけのキャベツが超嬉しい！

松阪の焼肉といえば八丁味噌を使ったタレだそう。好き嫌いのある味かもしれませんが、わたしは八丁味噌好きなので問題なし。ヤキニクエストさんもおっしゃってますが、都会でも松坂肉は食べられますし（高いですが）珍しいものではありません。でもホルモンとなると話は別！新鮮でまさに当地でしか食べられない松阪牛のホルモン最高です！

特上タンが有名らしいのですが、さほどタンに興味がないので好きなハラミを追加。

ヤバいです。。。一升びん本店には席だけ予約を入れていてどうしても行きたいし、でもコッチも美味しいし(^^;;

朝から赤福しか食べてないし、と自分に言い訳をし完食。冷たいお茶もドーンとサービスしていただきました。元祖ホルモン、と銘打つだけあってそんな風情もステキ。良い店との出会いに感謝！

脇田屋からまっすぐ、徒歩1分もかからないところに一升びん の本店 があります！有名チェーンだけあり公式サイトもすごくわかりやすいです。

おなかはいっぱいだし、お酒ももうイラナイし・・・「あんまりサシの入ったお肉は好きじゃないんだけど、どれを頼めばいいかしら？」と店員さんに聞くと、私からごく近い席に座っていたご老人がボソッと「赤身」とおっしゃいます。え？この方どなた・・・？

お言葉に従い、ホルモン盛り合わせと赤身を。サイドメニューなんかも結構あったし、サービスもきちんとしています。地元でも人気のチェーンだけありますね。逆に雰囲気的に、ザ・焼肉というよりキレイ目な印象。とはいえ、ここも脇田屋同様、ホルモン含めすべて松坂肉というのがやっぱりスゴイ。それでこのお値段？来たかいがあるというものです。

実は前回のお伊勢参りのとき、一緒だった元同僚たちと内宮前の一升びんで焼肉をいただいたことがあります。おしゃれで新しいお店でした。

その後dancyuの松阪特集で、回転焼肉をやっている店舗があると知り、松坂に行くなら絶対！と心に決めていました。ただそうそう、何度もカンタンに行ける場所じゃない・・・ならばやっぱりまずは本店にいかねばと思ったのです。本店はその店の原点。大きくなったチェーンだって、もとはここで始まった一軒の焼肉屋さんだったのです。そういう何かを感じてみたくて本店に来ました。来てよかったと思います。

もう少し食べてみたかったけれど・・・このあとすき焼きなのでガマンガマン（＾＾;;

タクシーを呼んでもらい、店裏手の駐車場からいざ出発！例のご老人が、出ていくときには「どうでしたか？」とおっしゃり「ありがとうございました」と頭を下げられたのが印象的でした。創業者の方だったのかもしれませんね笑

タクシーの運転手さん曰く「焼肉なんて贅沢で、ふだんそんな食べませんよ。豚も美味しいですし。でもちょっと今日はとくべつって時はやっぱりココに来ますね。やっぱり旨いし、嫁さんと何人前もペロッといきますわ」とのこと。決してお高い店ではなく（松坂牛ということを考えると）むしろ破格なのですが、都会に住んでいるといろんな感覚が狂ってしまうのかもしれないなぁと思いました。

すき焼きとなるともっと特別感があるはず。でも・・・やっぱりこれも破格だったのです！（つづく）