バレエ少女の夢を打ち砕く現実を本音で告白! | 帰ってきた!パパはバレエダンサー

帰ってきた!パパはバレエダンサー

パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

 

バレリーナになるのに

 

グランフェッテは必要ありません!

 

スプリッツもできなくて大丈夫。

 

痩せてる?

 

普通体型で問題ありません!

 

何が必要か。

 

本当に夢や希望を打ち砕かれるので

 

知らないほうがいいかもね!

 

でも私はいぢわるなので言っちゃいます!

 

例えばうちの子はバレエ学校に行っていますが

これでケガや病気などで問題が生じなければ

120%の確率でプロのバレリーナになります。

 

 

卒業時にディプロマが授与され

身分証明書のようなものに

「バレエダンサー」と書かれるのです。

 

これを持っていればロシア語が通じるところなら「あらそうなのね」ということで

信用度がワンランクアップします。

 

でも

キルギスなんて誰も知らないので

ソビエト圏内でも???となるかもしれません。

 

逆に

ペルミやワガノワなんかに留学しようものなら

それだけで信用度はダダ上がり。

 

就職活動にも有利に働きます。

 

みなさんが知る由もないようなバレエ団がこの世の中には星の数ほど…

そんなにはないか。

 

国の数ほどはあるのです。

 

都市ごとにバレエ団があるロシアなんかでは

ビッグバレエを見ればわかるように

松竹梅ではないけれど

ランクはえげつないほど明確にあります。

 

さらに

サーカスの巡業のようにツアーをして回る専門のバレエ団もあるのです。

 

うちのロシア人の親友はスプリッツもできないままバレエ団に入団しましたが

その息子もバレエ学校に入学したもののいまだにスプリッツができないらしい。

 

それでも

卒業さえすればプロバレエダンサーとして国立バレエ団に入団!となるのです。

 

退学させられるかって??

 

よっぽどのことがない限り!!

 

そのままエスカレーター式にプロへの道まっしぐらです。

 

競争相手がいませんからね!

 

この家族には女の子の子どももいるのですが

女子は競争があるので

男子だけバレエ学校に入れたということです。

 

女子はどうかといえば

グランフェッテ回れない。小太り。低身長。

 

問題ありません。

 

主役でもない限り、32回のフェッテなんて回りませんからね。

主役だって回りませんから!!

 

それよりも舞台を埋める人!が必要なのです。

 

 

どうです?

 

夢打ち砕かれましたか?

 

私がなぜこれを知れたことが今生の幸せかというと

「お前より下手な奴がバレエ団にいるぞ」

と言われたことがあるからです。

 

私なんて100回生まれ変わってもバレエ団になんか入れないと思っていたのに

ワタクシよりも下手な人がいるんですってよ!!

 

ということです。

 

下手というのが何を指しているのかはわかりませんが

 

若さや身長、卒業した学校、コネや横領なんかが

すべてミックスされて底辺のバレエ団が存在するわけです!!

 

でもね。

 

ここでバレリーナになりたい?

 

って聞かれたら全力で「イエス」とは言えない自分がいます。

 

いや、今だったら「やるやるやるーーー!!!」ってなるかもだけど

 

もっと真剣に?バレエに取り組んできた人なら

「ここではちょっと」と思うか

「どんなところでも踊るわ!」と思うかは謎ですが

 

そういう場所も世界にはあるわけです。

 

大人バレエで残念なのは

もうすでに就職活動時間を過ぎているということだけです。

 

そうでもなければ

海外のバレエ団で団員として働くことは難しくなかったかもしれません。

 

もちろん、国立バレエ団は国民しか受け入れないということもあるかもしれません。

言葉が通じないのは事を難しくする要因です。

 

大抵のローカルバレエ団はビザの取得の手続きまでして

外国のダンサーを受け入れません。

 

あぁ。そこそこなのにね!っていう意味です。

 

でもバレリーナ体型でテクニックもあって

フェッテも回れるなら

ローカルバレエ団に雇ってもらえる可能性は大大大!!

ロシア語必須ですが。

 

本当に申し訳ないのですが

「バレリーナって思ったほど難しくないじゃん」

 

っていうのが本音です。

 

もちろん

ボリショイやロイヤルやパリオペラ座や

海外公演をバンバンやっているバレエ団に入ることは

容易ではありません。

 

でも

「会社員」っていってもピンキリあるように

「バレエ団員」もピンキリ!!

 

よくこれでバレエやってるって言えるな!!

 

って人も数十人見てきましたから。

 

はじめた国が悪かった。

 

生まれた国が悪かった!

 

歳か?性別か?って話ですが

 

日本人には知っておいてほしい。

 

どこかに行けば団員になれるよ。

 

夢や希望はぜひバレエ団限定でしてほしい。

 

じゃないと夢打ち砕かれたときの虚無感が半端ない。

 

自分より下手な人が海外で主役とか踊ります。

 

これ現実。

 

すべては何を許容して何を拒絶するかです。

 

視野を広く持って

 

自分の求める結果を追求してくださいませ。

 

 

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