桜満開の季節
晴れやかな
気持ちになると同時に
切ない感情も
込み上げてくる…
ちょうど一年前の今日は
我が家のきなこが
虹の橋を渡った日
その翌日の
斎場に向かう車の中から
見えていたのも
満開の桜でした
毛布にくるみ
娘が抱いていたきなこにも
咲き誇る花が
きっと見えていたはず
河沿いに咲く桜は
私達の最期のお別れを
見守っていたかのように
淋しげでした
皆んなを
心底びっくりさせた
突然の出来事…
5年間と言う
ねこにとっては
短い生涯やったけど
精一杯生きて
私達を笑わせてくれた
ひょうきんなねこでした
(=^ェ^=)
見ているだけでも
心が和む
今でも
思い出すと
思わず笑いたくなる
きなこのポーズ
気分が落ち込んだ時は
気持ちを察して
わざと笑わしてくれるような
雰囲気をもつ
気配りねこ
たかが
ねこ1匹の事やけど
あなたがいたから
笑顔になれた
心にポッカリ空いた穴は
1年経ち
少しずつ
埋まってきたけれど
ふとした拍子に思い出し
時々涙ぐむ日々を
送っています
今ではむぎが
きなこの仏壇で
こんな悪いことしてる
でもね
優しいきなこやし
きっと天国で
笑って見てるはず
仲良しやったもんな
いつも一緒やったもんな
他人やったけど
いつも兄弟に
間違えられたもんな
あっ(^^;;
もう1匹いたなー
3匹で賑やかに
暮らしてた日々が
なつかしい
ちっぽけで
ボロボロで
今にもどうかなりそうな
子猫から
立派に成長してくれたね
穏やかになれる笑顔を
与えてくれると同時に
人に優しく接する事を
教えてくれた
きなこ
ずっーと
心の中で
生きているからね
いつか
虹の橋を渡る時は
橋のたもとまで
迎えに来てね
それまで
精一杯生きてゆきます
皆んなに愛されて
幸せ者のねこでした。
最後まで
お読みいただき
ありがとうございました。
