今年の5月に仕事を辞めました。
入社1ヶ月で仕事を辞めました。
新卒なのに。

こんなことを話すもんなら、世間にはたった1ヶ月で…と思われるのがオチですね。

私にとっては人生で1番長い1ヶ月。
人生で1番落ちた1ヶ月。
言ってしまえば地獄でした。
沢山考えました。

毎日泣きました。
涙ってこんなに出るんだ!とかよく聞くけど、ほんとにそんな感じ。
最初は、ちゃんと感情に沿って流れていた涙も、段々、泣きたくないのに、理由もわからないまま涙が溢れたりして。
とめどなかった。
この表現が1番しっくりくる。
何をどう説明すればいいか分からないけど、
なんか、私、おかしい、
と思うようになって、
それに気づいた時にはもう遅かった。
とにかくぼーっとしてしまう。
やらなければいけない仕事が目の前にあるのに。今までの私はこんなんじゃない。
テキパキこなせるじゃん、飲み込みも回転も早いじゃん、何でなんにも出来なくなっちゃうの…。
毎日こんな感じ。
フォローを入れてくれる人間は誰もいなかった。同期も、先輩も、トップも。

ダメ元でトップに相談をしたが、
現実味のない答えが返ってきたり、
「みんなそういうことで悩むよ」って。

ひとくくりにされることで、自分っていうものが見えなくなってくるのよね。
「みんな○○だよ。」
ほんとに大人ってそういうの大好きだよね。

今まで自分が人に褒めて貰えたり認めてもらえたりした部分を、自分でもさらに伸ばしていきたくて、自分なりに模索しながら奮闘していた。
そうすると、そういう私に対して目をつけてくる先輩が沢山いて。
今までやってきた正しいと思ってることが、ケチをつけられることで、自信もなくなってしまうし、全てを否定された気持ちになる。
新人に厳しくすればいいと思ってるとこあるよね日本って。
あからさまに上下関係見せつけたり、スキルないのにキャリアがあるから偉そうにしたり、


パワハラ祭りだ。


みんなが気持ちよく仕事出来るにはどうしたらいいか、
それを考えるとシンプルなアイデアが浮かんでくると思うんだけど。
それを一人一人が実践できないのはどうして?
それが実践できないくらい忙しいなら、それは職場の環境に問題がある。
忙しさをカバーできる対策を考えればいい。
問題点にダイレクトに焦点を当ててそれを取り去るすべをみんなで考えないと。
それを怠っていたり、見ないふりをしている所が俗に言うブラック企業ですよね。

素朴な疑問なんだけどさ、

どうしてみんな笑顔で仕事が出来ないの?


そんなに難しくないよね?

どんなにキャリアがあっても、人間的に稚拙な人は沢山いるよ。
年功序列とか、辞めて欲しいよね。
偉ぶった勘違い野郎な大人達が増殖しちゃうよ。

人の気持ちに寄り添える自信は、職員の中の誰よりもある。
何でもじっくり考えることが出来る人間です、私。
あなたのことよく見てるよとか言ってきたけど、何。
結局何も見えてないじゃない。
あなたが見てたのは私の何?
親しい人から社会人になってだいぶ変わったと言われたけど、そんな私に何も気づいてなかったよね?
綺麗事で、理不尽な事で、言いくるめてくる大人が大嫌い。
汚い世界を見ることは、この日本で生きるためには必要なことなのかもしれない。
だけど、その汚い世界で生きていく必要はないと思う。
自分が1番守りたいものまでをも手放さなければいけない環境なら、そこに留まることは間違ってる。

やめたことでマイナスなことばっかじゃない。
今まで以上に母親のありがたみ、偉大さが分かった。
自分を心から心配してくれる相手が浮き彫りになっていく。
思ってた以上にみんな責めないでくれたり。
むしろ辞めたことに対して、よく頑張ったね、偉いよって。
それだけで、何か救われた気がしたな。

最近聞いた話では、前の職場では私が辞めたあとに立て続けに沢山辞めていったらしいです。


まあね。
結局そうなるんだよね。


ほんと、あの時の自分褒めてあげたい。
あなたは何も間違ってなかったよ、
判断早くてよかったよ、って。