この間から教室に飾られている浴衣。
着付け師さんが、練習で使っているようなのです。
呉服屋さんでも、こういう感じのディスプレイを割と見かけます。
実は、浴衣レッスンに来られる方には、このスタイルはあまり評判が良くないです
大抵、「クラシックなのが良い。」と仰います。(私もそう思う)
ファッションで差を付けようと考えると、一度盛りに盛って、限界まで盛った後で基本に戻る。
と言うのは、外国の服装史を見ても、よく見かける現象のような。
十二単も「栄華物語」では競って10枚や15枚重ねて、動けなくなった姫の話が出てきます。(重量約16キロ)
鎌倉時代には袿は5枚に決まったとか。
今は盛り途上中の時期なのでしょうか。
さて、どこまで盛るか。頭に船を乗っけるまで行くか。