3っつの干し物。 | さちこの 奥さまの細道。

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月日は百代の過客にして、行き交う年齢(?)もまた旅人なり。
なんでもない日常を綴ります。

 朝晩は冷え込むもののやはり暖冬傾向なのか過ごしやすい日々が続いている晴れ
我が家は南向きのせいか日中はコタツだけの暖房で十分だ。ただ内陸なので今頃は連日氷点下の朝で
前の畑には霜が真っ白く降りている。
そしてこの寒さがあるからこそできる保存食を作ってみた。
だんな様が本来の目的はキムチの保存用に買った冷蔵庫が大いに役立って 特異な電気回路をいじって
0度のパーシャル機能に設定して ひと月前に買った渋柿を12月末に皮をむき干し柿にした。丁度渋柿が
出回っている頃はまだ暖かくてこちらの人も中々良くできなかったとぼやいていたショボーン
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 それから干し芋の方はこれも学習して 掘り上げてからひと月熟成させて作ってみた。去年は掘り上げた
ばかりの芋は全然糖度が低くて別物だということなど知らなかった。そして一般的にはスライスした物が売
られているが自分たちで作るのだからと 皮をむいただけで丸んぼうのままで干してみた。果たしてどんな
仕上がりになるのか楽しみだ。
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 後 もう一点が干し大根だ。正確に言えば凍み大根でこれは初めてトライしてみる干し物だ。
本来ならば山形とか長野のようにもっと寒い地方の方が適しているとの事だが 幸いにもこちらも氷点下
にはなるので 出来栄えがいいかどうかは自信ないが普通の切り干し大根とは違う味を堪能してみたい。
昔はこういうずぼらな干し方はしていなかったと思うが ユウチューブの動画で針金ハンガーを使って上手
に干してあるのがあって 見よう見まねでやってみた。で なんでこれを作ろうと思ったきっかけがあって
まず種を選ぶ段階で「虫がつきにくく病気に強い」をだんな様がチョイスして 出来上がってみたら青首でも
なく 先細りしている何だかお漬物用の大根なのではと思うような物ができた。そこで「たくあん」を作ってみる
かなと思ったのだが 結構ハードルが高そうなので安易な凍み大根作りをしたというわけでした。生の大根
の美味しさは勿論あるが 太陽を一杯浴びたひなびた味の大根もまた魅力的だ。だけど切り干しと違い
厚みがあるのでひと月半位かかるとの事で完成はまだまだ先だ。日に日に縮こまっていくのが待ち遠しい音符
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       以上3点干し物歳時記でしたニコニコ