何故「牡蠣」?
牡蠣と美・そして健康の必然は「牡蠣」の中身そのもの、つまり言じがたいほどの栄養素の種類とバランスにあります。地球上の生命は、かつて総てが海から生まれたと言われていますが、現に人間の血液成分も、実は牡蠣の成分と酷似して構成されているのです。
「何に効く」「何に効果がある」と、露骨な表現はしないまでも、ある種の効能を特化させた様々なサプリメントが市場を賑わせていますが、栄養の質と種類とバランスを無視して、美や健康を語ることには無理があることを「牡蠣」はしっかりと教えてくれます。
また、「牡蠣」には、グリコーゲン、タウリンをはじめ、40数種類もの栄養素が実にバランスよく含まれています。特に、女性の美肌や男性のパワーに最も関連深い活躍をする亜鉛は、地球上の食品の中で一最大の含有量を誇っています。
ナポレオンやシーザー、武田信玄など、超パワフルに活躍したことで有名な歴史上の人物が、何より牡蠣を好物にしていたというエピソードは、現在でも語り継がれています。
ただその場合も、単に牡蠣の亜鉛が功を奏したということではなく、牡蠣全体の栄養バランスと、相互のシナジー効果・・・つまり栄養のソロ演奏ではなく、質の高いオーケストラの結束力とダイナミズムが力を発揮していたと考えています。