歴史に名を馳せた牡蠣愛好家の偉人たち
ローマ皇帝ウィテッリウス(西暦15~69年)
無類の牡蠣好きで、三度々々の食事で牡蠣を食べ、その上、なおも飽き足らず、一時に1,000個の牡蠣たいらげることができる、とうそぶいたと伝えられています。
ジュリアス・シーザー
(ローマ帝国/政治家、軍人/紀元前100~44年)
大軍を率いてドーバー海峡を渡り、イギリス遠征を企てた理由の一つは、テームズ河口の上質な牡蠣が目当てだったという話が有名です。
フランス皇帝ルイX世(フランス皇帝 1423~1483年)
毎年1回、牡蠣シーズンになるとソルボンヌ大学の学者を招き
牡蠣づくしの献立で饗宴を開くことをこの上ない楽しみにしていたと言います。
ナポレオンI世(フランス第一辛政皇帝1769~1821年)
戦いの最中に事情が許す限り、三度の食事は牡蠣料理を選ぶほど、牡蠣に目がなかったと言われています。そのせいかその時代にフランス沿岸の天然牡蠣は採り尽くされたともいわれており、それをきっかけに養殖が奨励され、フランスにおける養殖牡蠣業の起源になったと伝えられています。
バルザック(文豪1799~1850年)
一度に12 ダース(144個)を平らげたという記録保持者だったと言われています。
ジャン・コクトー(映画監督、詩人 1889~1963年)
パリのレストラン「グラン・ヴェフール」の常連でシーズンのオードブルは決まって牡蠣だったと言われています。
ビスマルク(ドイツ帝国初代首相 1815~1898年)
あるパーティの席上で175個の牡蠣をぺろりと平らげ、並入る人々を驚かせたと言います。
頼山陽(儒者、歴史家 1780~1832年)
牡蠣の味覚をこよなく愛した一人です。
広島市比治山下の草庵にいたころ、門人たちとの酔一興で「天上天下牡蠣独尊」と謳い、天下に並びなき名物として、その味覚を讃えたという逸話があります。
その他、武田玄、野口英世など多くの逸話があります。