食欲の秋の肥満予防と感染症の予防にはキノコ | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

おいしい食材が増えて来て、食べ過ぎて肥満気味の方も多いのでは?

そんな人にはキノコ料理がお勧め。

鍋物、味噌汁はサッと湯がく程度にして下さい。

キノコ類は蛋白分解酵素、脂肪分解酵素など各種酵素を含有していますが、長時間加熱すると酵素が壊れて、効果は半減すると30年ほど前に静岡大学名誉教授・水野先生に教えられました。

生の舞茸を刻んで肉と一緒に出汁に漬けると酵素の働きで肉も柔らかくなります。

逆に茶碗蒸しに生舞茸を入れると卵が固まらなくなるので、先に舞茸を加熱処理して、酵素の働きを止めてから茶碗蒸しを作って下さい。

分解酵素の働きが残る様に短時間加熱舞茸と発酵食品を併用すれば、ダイエット効果も抜群です。

肝機能や血糖値、コレステロール、中性脂肪が気になる方にも良いので、肉や油物を食べる時、お酒を飲む人にも良いですね。

舞茸には様々な栄養素が含まれています。

カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にするビタミンD,ナイアシンなどのビタミンB群や亜鉛も豊富です。

特にビタミンB2の含有量はキノコ類の中でも最も多く、皮膚、髪、爪などを健やかに保ち、口内炎や肌荒れ、ニキビを防ぐ効果もあります。

食物繊維も豊富に含み、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類の食物繊維を含有しているので、便秘の改善や食べ過ぎの予防にも繋がります。

そして、ビタミンDの前駆物質のエルゴステロール含有量はキノコ類の中でトップクラスです。

β-グルカンをはじめとして、抗ガン作用が期待できる多くの機能性成分を含有しています。

そして感染症の予防効果も立証されています。

キノコ(舞茸)の免疫活性については、富山大学医学部名誉教授(微生物学)落合宏先生の研究で解明されています。

マイタケは白血球の一種であるマクロファージという免疫細胞を活性します。

マクロファージはサイトカインという生理活性物質を出して、病原微生物などを撃退する働きをします。

落合教授はマクロファージを添加した培地にマイタケ抽出物(濃度1ミリリットルあたり300マイクログラム)を加え、ウイルス増殖にどう影響するかを研究されました。

マクロファージとマイタケ抽出物の接触時間が長いほどウイルスが減り、12時間で3分の1~4分の1までウイルスを抑えることができたのです。

「マイタケ抽出物自体がウイルスを直接攻撃するのではなく、免疫細胞を活性化させることで間接的にウイルスを減らせた」

マイタケ抽出物の刺激時間が長くなるとともに、マクロファージなどが分泌するTNF-α「腫瘍細胞を壊死させる生理活性物質」が増えていることが分かりました。

インフルエンザの予防やウイルス性の感染症には、体重の2千分の1~千分の1のキノコが必要です。

60kgの人は30~60g食べて下さい。

キノコは水分を90%含んでいまから、乾燥舞茸なら3~6g=舞茸粒(10~20粒)で十分です。

舞茸活性粒は蛋白質、繊維質、有機酸も多く便秘やダイエットにもお勧めです。

かなり肥満の人は1~2週間で1キロ以上痩せる人もいます。

逆に痩せている人が食べても痩せる事はありません。

通常キノコの錠剤は「ショ糖脂肪酸エステルや大豆硬化油」等で錠剤にしますが、舞茸活性粒は澱粉1%しか使用していません。

軟らかいから、ポリポリ食べられます。

そして口いっぱいに舞茸の風味が広がります。

純度99%のキノコの錠剤は世界でも舞茸活性粒ぐらいしかありません。

キノコの粉末は固まりにくいので、多い物は添加物その他を30%程添加しています。

味噌汁や鍋物、カップ麺に入れると、美味しい出汁も出ますし、舞茸の香りが食欲をそそります。

私は普段、和食が多く焼肉や揚げ物、炒め物はあまり食べませんが、講演会後など食事に誘われて、肉や揚げ物をご馳走になる事があります。

常時カバンの中には、舞茸活性粒と海草物語、乳酸菌生産物質ビオネを入れています。

一緒に会食する人が欲しがるので持ち歩いても人に差し上げる量の方が多いです。

このラジオ番組のメンバーも食事に行くと、みんな欲しがります。

でも皆さんは普段から、買って飲んでいます。

ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC240925_Dr_K_Egao.mp3