健康診断の血圧や血液検査などの基準値は曖昧です。
血液検査の基準値は検査機関によって数値が違います。
健康診断、開業医、大学病院も大学によっても違います。
血液検査は平成5年までは正常値の範囲、平成6年からは基準値に変わりました。
「血液検査が正常値内でも病気の人が多い」という事が理由です。
また正常値の範囲は大幅にはみ出た人の数値を削除して決められました。
最近の高血圧の基準は、収縮期血圧 130mmHg未満 拡張期血圧 85未満です。
昔は年齢+90と言われました。
150でも薬を出さない医師もいますし、130以上なら薬を処方する医師もいます。
血管が丈夫なら多少高くても大丈夫なのですが、高脂血症や糖尿病の方は、動脈硬化が進むので要注意です。
血圧が上がる原因の多くは血液にあります。
高脂血症や糖尿病、多血症があれば、それを改善しないと、薬で血圧を下げても今後発症する病気のリスクは変わりません。
循環器の健康管理には、毎日、自分の脈を診てください。
手のひらを上に向けて、親指の下方向の手首を指3本で触れると脈が分かります。
触って何とか脈が取れる人は元々の最高血圧が100ぐらいの人。
触っても分からない人は80ぐらいの人に多いです。
血圧が高い時、いつもよりも脈が強くなっていれば、首のコリなどで脳の血流が悪くなっている事が考えられます。
肩甲骨と首のストレッチや首の指圧が有効です。
不整脈などがあれば、心臓の冠動脈の循環不良による心筋の酸素不足が考えられます。
元々低血圧の方に多いです。
健康診断の基準値は暫定的で曖昧な数値の範囲です。正常値には個人差があると思います。
赤血球数(RBC)基準値
男性410万~530万個/μL 理想は460~490
女性380万~480万個/μL (低いところは340万~)
女性の理想は410~430。
400以下は貧血独特な症状が出ます。
440万以上は多血症で血液循環不良になります。
元々低血圧だった方に多血症が多いです。
そういう人は、毛細血管が細く、赤血球も小さいのが特徴です。
白血球数(WBC) 4000~9000個/μL 上限が9500の所もあります。
7,500以上は炎症?がある可能性があるので、CRPの検査が必要です。
血小板数(PLT) 15万~36万個/μL 30万以上は血栓を作りやすいかも?
その他、低体温の方は気をつけてください。(日本人の平均体温は本来36,9度)
貧血、低血圧、低体温は、十二指腸の働きを良くする事も大事です。
発酵食品や乳酸菌生産物質がおススメです。
十二指腸は鉄分、亜鉛、カルシウムなどのミネラルを吸収する場所です。
十二指腸のホルモン、インクレチン分泌も糖尿病には重要です。
インクレチン⇒膵臓のインシュリン分泌に必要ですので、血糖値の高い方は十二指腸の機能低下も考えられます。
いずれにしても現代人はミネラル不足。
ミネラルは血液、体内ホルモン、体内酵素の生成に不可欠です。
特に鉄分が不足しがちです。
植物原料の栄養機能食品「海草物語」は約100種類のミネラルを含有しています。
特に鉄分は1日15粒で1日の必要量が摂取出来ます。
1日3回毎食前に5~7粒ずつお召し上がりください。
酸素を運ぶヘモグロビン、筋肉に酸素を蓄えるミオグロビン、脳に酸素を蓄えるニューログロビンの原料になり、体内酸素が増えれば血色も良くなり、元気がでます。
若い世代最近は血色の悪い人が増えました。
血色の悪い人は、低血圧の人に多く、顔の筋肉中のミオグロビンが少ないです。
ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」
井草克一&仲みゆき