バランスの良い食事よりも、健康に良い人間本来の食べ物が重要 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

バランスの良い食事、よく言われる事ですが、これには少し疑問があります。

本来の人間の食べ物は「植物と動物と塩と水」の組み合わせです。

その中で健康に良い食べ物とは何か?悪い食べ物は何か?を考えてみましょう。

4つの質問をしますので、答えを瞬時に考えてください。

1、 炭水化物は体に悪影響があり、食べると太る。

2、肉は低カロリー高蛋白で太らず健康に必需品

3、 野菜は栄養が少ないので、無理して食べなくても良い。

4、 大豆などの豆類は健康に良い

私は常に腸内細菌が発酵するか?腐敗するか?を考えます。

腸内細菌が発酵すれば、ビタミンやアミノ酸、有機酸、体内水素、免疫活性物質なども作ります。

腐敗すれば毒素や老化物質を作り、血液を汚し、免疫も低下します。

炭水化物ご飯(出来れば玄米や雑穀などの全粒穀物)、野菜、根菜類、海藻類、豆類は腸内細菌の餌になり発酵します。

そして食物繊維は血糖値の上昇を抑制して、腸内毒素を吸着し、排泄してくれます。

漬物など、野菜の発酵食品は腸内発酵をさらに促進してくれます。

炭水化物でも小麦粉などで作った粉製品は、血糖値を短時間で上げて血液循環を悪化させ、糖尿病や様々な病気の原因になります。

肉類は腸内腐敗菌の餌になりやすく、食べすぎは血液を汚し病気のリスクが高まります。

まして感染症などの体調不良時に食べると、発熱や病気の悪化の原因にもなります。

先日友人が微熱4日も続き、食事を聞いたら毎日肉を食べていました。

食事を改善して(主にお粥と梅干、野菜)に変えて、乳酸菌生産物質を飲ませたら、翌朝に熱が下がりました。

体調不良時に元気をつけようと「肉類」を食べさせるお母さんもいますね。

カルフォルニア大学ロサンゼルス校の助教授「津川友介」助教授の著書「世界一シンプルで化学的に証明された究極の食事」があります。

健康維持のために果汁100%のジュースやβ-カロチン、リコピンなど様々なサプリを毎日飲む人がいます。

生の果物を食べるのは健康に良いが、果汁100%のジュースは健康に悪い影響も出る事も立証されています。

また、β-カロチンやリコピンなど単体の成分が体に良いという科学的な根拠もありません。

フルーツジュースを沢山飲んでいる人は、糖尿病や肥満のリスクが高く、果物を食べている人は糖尿病や肥満のリスクが低い事が明らかになっています。

β-カロチンを含んだ緑黄色野菜は病気の予防に役立ちますが、緑黄色野菜からβ-カロチンを抽出したサプリを摂取すると膀胱癌や肺癌の発症率が高まるという研究報告があります。

本来の食品とは、全てそのまま食べる物で、一部の成分を抽出して食べる事はありません。

一部の成分を抽出する事で、他の有効成分が沢山失われてしまいます。

リンゴは食物繊維なども豊富ですが、通常市販のリンゴジュースは、食物繊維を取り除いて透き通っています。

サプリも一部の成分を使用した物より、全成分(食品全て)を応用した製品の方が自然の食品の栄養バランスです。

今月のプレゼントの舞茸活性粒も原料は乾燥舞茸をそのまま使用しています。

1150g入りですが、1瓶作るのに1.5㎏の生舞茸が必要です。

食物繊維が豊富ですので、食前に食べると、糖の吸収を抑制します。

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC200902_Dr_K_Egao.mp3